紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

Pooh・スタイル

2007-05-06 22:43:55 | お買いもの
 3月までの緊張状態が解け、役員の仕事も終了した5月、ほっとしたのか今まで以上に「Poohスタイル」に近づいてしまった。(「Pooh」とはもちろんA・A・ミルンの「くまのプーさん」のことである)
 それでカジュアルなタイプのシャツが、キツメになったり破損しかけてきたので、近くのショッピングモールの格安衣料品店「シマムラ」に行き、シャツを買い込んだ。遡って4日の話である。きのうからそれらを順番に着ている。

 白地にピンクの小花模様の甘めのオーバーブラウス、渋めの桃色と茶のマドラスチェックのスモック、麻混のサンドベージュのシンプルなシャツ、明るいサーモンピンクの細い縦縞が入った、ちょっとウエスタン調のシャツ、以上約5千円。ちょっとした散財なのだった。

 節約しなきゃ!と思えば思う程に、突き動かされるようなお買い物への欲望がわき上がるのは、どうしたことなのか? 自制心というものがないのだろうか。いや、何かきっと遺伝的に天の邪鬼なのかも。もしかすると「抑圧(がまん?)」というものができないタチなのか。

 しかし、着られなくなった分のシャツでお気に入りの1~2枚は、すでにKちゃんへとリサイクルされている。そしてKちゃんが着られなくなった地味目のあまり着ていないものは、おばあちゃんへと流れている。

 H氏の着られなくなった服は、息子Tくんと私とで手分けして着ている。家庭内リサイクルが成立している上、H氏はTくんと、私はKちゃんと現在衣服を共有できるサイズになったので、なんだかうれしい。もっとも多少!?は趣味の違いがあるので、購入するときにまえもっての考慮が必要だったりする。

 もっとも「衣」の部分でがんばってどう節約しようとも、「食」の部分が食い込んでしまうので、トータルすると、ぜんぜん節約になってなかったりもするのだ。しかも「食」の部分でも「Poohスタイル」(「はちみつ」を我慢出来ず、食べては行けない状態においても食べてしまう)を通してしまうので、ますます「衣」を無駄にする事態を引き起こしてしまうのだろう。

 Poohスタイルの体型は悲しいのだが、ディズニーではなくオリジナルのシェパードの挿絵が、最高に愛らしく大好きな「Winnie The Pooh」(「くまのプーさん」)だったりもするのである。

 ミルンのお話は、コドモの頃はさっぱり意味不明でつまらなさの極みだったのに、大学生の頃恋に落ちるように、ふいにハマってしまった。これはすごすぎる、宗教か哲学か?というくらいに。
 いつかタイミング良く「わかる」時っていうのがちゃんと来るんだなあ・・・と理解出来た「できごと」です。