紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

夏に迄M。

2007-05-10 22:51:08 | 季節
 迄Mされている。たぶん日本中が。何にって? この気候と温度差ですがな~!

 いくら立夏を過ぎたとはいえ、昨日の夏日は、あまりといえばあまりに唐突だ。それでも私は職場にいたので、仕事中はあまり暑くなかった。とはいえクーラーがついていた訳ではない。

 冬場のカウンターは下から冷え込み、しかも天井が高いので、大変寒い。うっかり仕事に夢中になっていたりすると体温管理を怠り(もう1枚着込むとか、体を動かす仕事に切り替えるとか)知らないうちに体が冷えきってしまい、体調に異変が起きるので、あまり仕事に熱中しないように気をつけている。
 それくらい寒いので、夏日で空調の入っていない昨日ですら「やや、汗ばむかも?」程度の状態だった。しかし、終業後外気に触れたとたん、驚愕した。

 「なんや、この、まといつくような暑さは!?」

 一転して朝はそんなでもなかったのに、今日はどんどん気温が下がって寒いくらいになった。そう、はっきりと、寒い。
「せっかく毛布を洗濯したのに・・・せっかくセーター類を洗ってしまいこんだのに」と、細かい所でショックを隠せないのが、主婦の主婦たる由縁である。それでも永年この季節の意地悪さを味わい尽くしているので、どんなシュチエーションにも対応出来るよう、かさばらないタイプのカーディガンやベストは、いつでもスタンバイOKになっている。しかもどこへ行くにも持ち歩いている周到さだ。主婦を甘く見てはいけない。(って、そんなに荷物を持ち歩いてるの、他にいないよ)

 午前中、どんどん空がかき曇り、職場の玄関にお客さんが入ったとたん、ピジャッ!!!と光った。フラッシュかと思い「なんでこんなところの写真を??」といぶかしく振り返ったが、お客様がカメラを持っている素振りもない。数秒後の雷鳴により、稲光だったことが判明した。遅いって! すぐ気付けよ、自分!

 夫・H氏は、「せっかく〈たぬき亭〉のしつらいを(障子を外して)夏仕様にしたのに・・・」と、大変残念がっていた。私は明日、近江上布の暖簾をかける予定だったのだが、この分では延期もやむを得ない。昨日のは一瞬の夏、裏切りの夏だったのである。