以前とても不思議だったのは、大手の女性誌の特集で「男と女の友情はありえるか?」みたいな事が、さも重大議題として議論されていることだった。とはいえ、表紙とせいぜい目次くらいしか見ていないので、どんな議論が展開されているのかは未読である。
私は逆に「男と女が仲良くしてたら恋愛にちがいない」(あのふたりはアヤシい)みたいな方が、よっぽどしんどいと思うんだけど。話、合うよね!?と思っても「もしかして、これって、恋か?」と、たんびに自問自答しなくちゃならないなんて、面唐ュさくってしょうがない。
だから結婚してずいぶんラクになった。夫、いますんで~。この人(夫)と現在すでにただならない関係(平たく言えば婚姻関係・・・)におりますので~。
これで恋愛へのフィールドはずいぶんハードルが高くなる(だろうと思う。人によるだろうけど)。
その問題に目下ひっかかっているのは、中学生になったKちゃんである。もともと男の子の方が気も話も合うのに、あらぬ誤解を避けるため自粛しているのだ。
ああ~、わかるわ~! 私もそうだったよな、中学生のとき! またきゃーきゃーといちいちうるさい女子がいるんだよねえ~。
という同じ感慨を持っている友だちが、2年生でできたからよかったものの。あの中学女子の異性へのセンシティヴな感情って、なんだったんだろう? それをオトナになってからも持ち越して、大真面目に語り合うというのもなあ。
そんな私の積年のうっぷんをはらしていただけたのが、
インターネット持仏堂の釈徹宗先生である。釈先生はウェブ上の内田樹先生の長屋に店子としてご招待され「インターネット持仏堂」にて、衆生の悩みに答えていらっしゃる。
ずばり、男と女の友情はありえるか?という質問に、ある、ときっぱり。それも周りを見回せばいくらでも、とお答えされている。しかも釈先生だけでなく、内田先生とそのご友人方もそろって。自分の中の異性度が高い程、つまり男性ならおばさん度、女性ならおじさん度が濃い程、異性の友人はたくさんできますよー! というお答えだったのだ。
おお、納得!
H氏はかつて某占い師に「男にしておくには惜しい!! もし女だったら、すごい運勢ですよ!!」とたいへん残念がられたそうである。清少納言とまるで逆である。
それは関係ないかもしれないけれど、たしかに趣味的こだわりは強いが、男の沽券だの面子だのというしょうもないことには、たいへんあっさりしている。傍目にもかえって逆に「男らしいやん!」と拍手喝采をしてしまうくらい。だからか、おばさまたちにもけっこうな人気者である。
Kちゃんに至っては、小一の頃から「おじさん」も「おばさん」も同居する人物だったので、当然のように異性・同性を問わず友だちがいた。
釈先生は、若くなくなれば異性と友だちになることは容易になっていく、というような事をおっしゃっていたようだけれど、そんなには待てないと思う。面唐ュさい事がいくつもあるだろうけれど、まずは同性の気の合う友だちを何人も見つけたら、それなりに楽しくやっていけるはず。なんせ、おじさん、おばさんの両者を内蔵しているんだからね、Kちゃんは。そんな子、ちょっといないかもよ。
私は逆に「男と女が仲良くしてたら恋愛にちがいない」(あのふたりはアヤシい)みたいな方が、よっぽどしんどいと思うんだけど。話、合うよね!?と思っても「もしかして、これって、恋か?」と、たんびに自問自答しなくちゃならないなんて、面唐ュさくってしょうがない。
だから結婚してずいぶんラクになった。夫、いますんで~。この人(夫)と現在すでにただならない関係(平たく言えば婚姻関係・・・)におりますので~。
これで恋愛へのフィールドはずいぶんハードルが高くなる(だろうと思う。人によるだろうけど)。
その問題に目下ひっかかっているのは、中学生になったKちゃんである。もともと男の子の方が気も話も合うのに、あらぬ誤解を避けるため自粛しているのだ。
ああ~、わかるわ~! 私もそうだったよな、中学生のとき! またきゃーきゃーといちいちうるさい女子がいるんだよねえ~。
という同じ感慨を持っている友だちが、2年生でできたからよかったものの。あの中学女子の異性へのセンシティヴな感情って、なんだったんだろう? それをオトナになってからも持ち越して、大真面目に語り合うというのもなあ。
そんな私の積年のうっぷんをはらしていただけたのが、
インターネット持仏堂の釈徹宗先生である。釈先生はウェブ上の内田樹先生の長屋に店子としてご招待され「インターネット持仏堂」にて、衆生の悩みに答えていらっしゃる。
ずばり、男と女の友情はありえるか?という質問に、ある、ときっぱり。それも周りを見回せばいくらでも、とお答えされている。しかも釈先生だけでなく、内田先生とそのご友人方もそろって。自分の中の異性度が高い程、つまり男性ならおばさん度、女性ならおじさん度が濃い程、異性の友人はたくさんできますよー! というお答えだったのだ。
おお、納得!
H氏はかつて某占い師に「男にしておくには惜しい!! もし女だったら、すごい運勢ですよ!!」とたいへん残念がられたそうである。清少納言とまるで逆である。
それは関係ないかもしれないけれど、たしかに趣味的こだわりは強いが、男の沽券だの面子だのというしょうもないことには、たいへんあっさりしている。傍目にもかえって逆に「男らしいやん!」と拍手喝采をしてしまうくらい。だからか、おばさまたちにもけっこうな人気者である。
Kちゃんに至っては、小一の頃から「おじさん」も「おばさん」も同居する人物だったので、当然のように異性・同性を問わず友だちがいた。
釈先生は、若くなくなれば異性と友だちになることは容易になっていく、というような事をおっしゃっていたようだけれど、そんなには待てないと思う。面唐ュさい事がいくつもあるだろうけれど、まずは同性の気の合う友だちを何人も見つけたら、それなりに楽しくやっていけるはず。なんせ、おじさん、おばさんの両者を内蔵しているんだからね、Kちゃんは。そんな子、ちょっといないかもよ。