紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ガール*ミーツ*ガール

2007-05-21 23:27:21 | ファミリー
 美しい五月の日々で、車で走っている時には、それはもううっとりな季節である。タイミングを掴み損ねて、なかなか思い切って出かけられないのが、少々残念。

 それでも水田の稲は緑を増し、そろそろ鏡のように風景を移す時期も過ぎようとしている。一方麦畑が色づいて来て、まもなく見事な金色が風に波打つのが見られることだろう。麦秋が近づいている。

 5月も半ばを過ぎたのに、中学生になってアイドル話題に始終するクラスメイトの女子に辟易ぎみだったKちゃんは、それでも「話のわかる女子」を求めて、違う小学校から来た女友だちの開拓を地道に行って来た。

 今日、彼女は日に焼けた赤い顔で、元気よく帰宅した。
 やっとみつけたねん!と、興奮状態である。

 以前から目をつけてはいたらしい。アイドルに興味がなく、面白話が好きなクラスメイトのTちゃん。彼女は小学校の友だち、Mちゃんのバレエ友だちでもあり、Mちゃんからも推薦されていたのだ。面白い子やから、Kちゃんと合うかもって。

 今日の体育祭でふとTちゃんと吉本新喜劇話題になり、ツジモト(辻本茂雄)話題で盛り上がり、彼の舞台上の持ちネタギャグをふたりで実演したりして、ずいぶん意気投合したようだ。二人ともお笑い評論&研究にかけては人後に落ちないようで、吉本新喜劇のツジモトギャグを暗記している、という時点でもう「運命のヒト」である。

 思春期の女子が、同じ趣味の友だちを持つことがどんなに幸福なことかは経験上良く知っている。私は1年間不遇の時代を過ごしたので、努力して「運命のヒト」を見つけたKちゃんに、拍手を贈りたい。よかったね。