毎日が日曜日になったのだから、実家に久々顔を出さないと、と思ってはいたのだ。しかし、婚家と実家が近いと「いつでも帰れる」という安心感からか、意外になかなか立ち寄ることができない。
昨日はそんな私に天罰というか天災というか、大ピンチな気分に突き落とされた。まるで精神的バンジージャンプで、久々にうろたえてしまった。
実家の父からの電話が、そもそもの発端だった。しどろもどろの前置きのあと、
「おかーさんが、家出しやはったかもしれへん」
「!!?」ここでバンジージャンプ・スタート。
「・・・それは警察に届けた方がいいと思う」
前置きのしどろもどろ部分を、私は
「もう帰ってくるかどうかわからへんし、と言い残して」「悩んではったことがあったんで、それでウツにならはったかも」と聞いた。あかんやん、それ。もしかすると、一刻を争う事態ではないか?
しかし、あの父のことであるので、念のためもういちど確認する。
「いつ家、出やはったの?」
「今朝や。病院行くて。何時になるかわからん、ゆうて」
・・・なんや。てっきり「帰ってきてない」ゆーから昨日からかと思たやんか。それに、病院やったら、半日仕事やし、お昼に帰らんかて、不思議やない。しかも心当たりの行き先を聞けば、病院3カ所が浮上した。それなら病院のハシゴも考えられる。
それに「帰ってくるかどうかわからん」と「何時になるかわからん」では、大違いである。ちょっとちょっと!と心ではつっこんだが、電話では冷静に母が各病院に行ったか、もう帰ったか、問い合わせることを伝える。
どうせなんかつまらないことで母を怒らせ、いつもは父に車で送ってもらっているのを、自力でバスに乗って出かけたのであろう、とは思ったが、やはり、万一、ということも頭をかすめたので、建設的なことは全く手につかない。
その後、再度電話があり、病院での問い合わせでは、1時間前に帰宅された、とのこと。バスの待ち時間があるので、まだ帰らなくても不思議ではない。ここで他の二つの病院にも問い合わせたのかを聞けばよかったのだが、そこをスルーしてしまったのは、私の確認ミスだった。
こんなに何も手につかないなら、実家に行っちゃえ。と、おばあちゃんには理由を言わず、実家にいくことのみを伝えて家を出る。
20分で実家についたが、カギが閉まっている。これはやっぱり遅すぎる・・・と一気に心配の津波に呑まれそうになったとき、携帯が鳴る。
「あ、すまんなー。おかーさん、帰らはった。」
いるんなら、カギ開けといてくれー!
やはり、病院のハシゴで遅くなったらしい。
結局、脱力のあまり、だらだらと実家にいて世間話などをして、夕方なんだか疲れ果てて帰宅。夕方の家事が思い切り押してしまい、必死のパッチで追い上げる。
しょーもない夫婦喧嘩のとばっちりで、半日とんでしまったが、「たまにはちゃんと実家に帰れ」、という天の配剤だったのだろう。
昨日の「太陽にちりとてちん!」は、そんな一日の中間点にて発見したのでした。これでずいぶん助けられたのでした。
昨日はそんな私に天罰というか天災というか、大ピンチな気分に突き落とされた。まるで精神的バンジージャンプで、久々にうろたえてしまった。
実家の父からの電話が、そもそもの発端だった。しどろもどろの前置きのあと、
「おかーさんが、家出しやはったかもしれへん」
「!!?」ここでバンジージャンプ・スタート。
「・・・それは警察に届けた方がいいと思う」
前置きのしどろもどろ部分を、私は
「もう帰ってくるかどうかわからへんし、と言い残して」「悩んではったことがあったんで、それでウツにならはったかも」と聞いた。あかんやん、それ。もしかすると、一刻を争う事態ではないか?
しかし、あの父のことであるので、念のためもういちど確認する。
「いつ家、出やはったの?」
「今朝や。病院行くて。何時になるかわからん、ゆうて」
・・・なんや。てっきり「帰ってきてない」ゆーから昨日からかと思たやんか。それに、病院やったら、半日仕事やし、お昼に帰らんかて、不思議やない。しかも心当たりの行き先を聞けば、病院3カ所が浮上した。それなら病院のハシゴも考えられる。
それに「帰ってくるかどうかわからん」と「何時になるかわからん」では、大違いである。ちょっとちょっと!と心ではつっこんだが、電話では冷静に母が各病院に行ったか、もう帰ったか、問い合わせることを伝える。
どうせなんかつまらないことで母を怒らせ、いつもは父に車で送ってもらっているのを、自力でバスに乗って出かけたのであろう、とは思ったが、やはり、万一、ということも頭をかすめたので、建設的なことは全く手につかない。
その後、再度電話があり、病院での問い合わせでは、1時間前に帰宅された、とのこと。バスの待ち時間があるので、まだ帰らなくても不思議ではない。ここで他の二つの病院にも問い合わせたのかを聞けばよかったのだが、そこをスルーしてしまったのは、私の確認ミスだった。
こんなに何も手につかないなら、実家に行っちゃえ。と、おばあちゃんには理由を言わず、実家にいくことのみを伝えて家を出る。
20分で実家についたが、カギが閉まっている。これはやっぱり遅すぎる・・・と一気に心配の津波に呑まれそうになったとき、携帯が鳴る。
「あ、すまんなー。おかーさん、帰らはった。」
いるんなら、カギ開けといてくれー!
やはり、病院のハシゴで遅くなったらしい。
結局、脱力のあまり、だらだらと実家にいて世間話などをして、夕方なんだか疲れ果てて帰宅。夕方の家事が思い切り押してしまい、必死のパッチで追い上げる。
しょーもない夫婦喧嘩のとばっちりで、半日とんでしまったが、「たまにはちゃんと実家に帰れ」、という天の配剤だったのだろう。
昨日の「太陽にちりとてちん!」は、そんな一日の中間点にて発見したのでした。これでずいぶん助けられたのでした。