紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

春の長浜/路上観察編

2008-04-08 23:03:09 | おでかけ
 うららかな春の長浜まで、遠路はるばる「おとうふ」を買いに来た夫婦ものでございます。

 長浜八幡宮には、他に稲荷明神などもあったが、お狐様のあまりのド迫力に浮黷ネしたH氏は、ついにシャッターを切る事はなかった。しかしお社の造りには至る所、凝った細工があった。
 





 ほかにあてはなく、お昼は例の「中島屋食堂」でうどんやサバ寿司などを食し、勘定を払う段には、ふたりの(うちひとりは多分日本一高齢のレジ打ち者であろうと思われる。なにせ明治生まれ!)おばあちゃんに、あれこれツッこまれる(笑) あれだけ当意即妙、臨機応変なユーモアのあるお年寄りになりたいものだ。

 その後は、ひたすらぶらぶら歩き。しかし、さすがは長浜! ただの街ではない。どのお店も磁力も引力もある。近江商人の底力を思い知らされる。

 おまけに珍なる物件にも行き当たる。まずはまともな所から。

いかにも5月の「端午の節句」の準備期間である4月にふさわしい鬼瓦。(鬼じゃないけど)

 あれにみえるは、子どもの飛び出しを警告する人形?


近寄って、しげしげと眺める事にする。


「飛び出し坊や」が、タスキを鰍ッているのは初めて見た。「WE LOVE ○○」。おまけに小さな字で「この指とまれ」。なんだろう○○? 

 もともと赤字で強調してあったのに、日焼けで読めない。この旗の下なら「酒類」「焼酎」「お酒」が順当だが、飲酒は禁止の年齢であるはず。こんな年齢でアルコール類を「LOVE」とはどうかと思う。しかも「この指とまれ」と飲酒仲間に集合をかけるとは何事であろうか。バックにあるカラの瓶ケースが、恐るべき子どもたちの宴の跡を暗示しているかのようだ。

 というのは、やはり誤解で○○は中学校の名前らしい。紛らわしい人形君であるが、コレクション??としては面白い。



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