花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

機能性食用菊

2011年11月19日 | 学校
名農の畑に咲く食用菊です。
右は主力品種の阿房宮。
左の赤は延命楽、「もってのほか」ともいいます。
昨年、京都大学主催のテクノ愛でチームは栽培法を工夫して
機能性食用菊を提案してグランプリを受賞しました!
いつも思うのですがいくら面白い発明をしても
教育現場では何万円もする特許出願費用を捻出することはできません。
しかし考案したアイデアや発明は学習成果なので当然どこかで発表します。
ところが特許は発表したりインターネットで紹介しただけで取得できなくなります。
したがって特許が取得できそうな発明も毎年消えて行きます。
自分たちの研究が知的財産として特許になったらどれだけ自信になるでしょう。
技術立国のため知財教育を進めているのにもかかわらず実にもったいないと思います。
まもなくテクノ愛2011が秋の京都で開催されます。
今年も名農は最終選考会に残りました。
「発表前に特許申請してください」と事前指導を受けましたがやはり無理です。
したがってチームみんなで生み出した知的財産を京都で公開する予定です。
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妙丹柿

2011年11月19日 | 学校
南部柿ともいわれる「妙丹柿」(みょうたんがき)。
小型で渋柿のためもっぱら干し柿ぐらいしか利用されていません。
したがってりんごのように整枝して
収穫しやすいような樹形にしたものは少なく、いづれも10mの大木です。
調査によるとこの地域の古木は樹齢250年ぐらいもあるらしく
一説では南部の殿様が福島から頂いてきたものといわれています。
南部の殿様は食用菊や柿などいろいろな植物を集めて来たんですね。
小型ながら粘質で糖度が高い特徴があるのでなんとか利用できないでしょうか?
チームでは昨年からこの柿の商品開発に取り組んできました。
その結果、昨年びっくりするような発見をしたのです!
分析依頼した県の試験場の方からすぐ問い合わせがきたぐらいです。
どんな研究か?それはもう少しだけ内緒にします。
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