花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

発表順位9番「光による柿の渋抜き法」

2011年11月26日 | 学校
こちらは純粋に3年生だけで昨年から取り組んできた研究です。
ここでも時々紹介しましたが、ある波長の光を当てることで
柿の渋が抜けてしまう現象を発見したので
新しい柿の渋抜き法に利用できないかという技術提案です。
もちろんこの現象はチームが初めて発見しました。
なぜなら光で渋が抜けるという資料や文献は私たちが探しても
特許を扱う発明センターが探してもないからです。
地元の妙丹柿ではお湯やアルコールで抜くよりも
食味を損なわないのが魅力です。
テクノ愛は発表時間よりも質問時間の方が長く
いつも息苦しいピリピリした空気が流れます!
しかし彼女らの発表後は、なぜか笑いが絶えない和んだ空気になりました。
教授陣や飛び入りの一般見学者の柿に関する意見交換が自然と始まり
いつのまにやら楽しい柿について思い出を語る会になったのです。
これも今年唯一の食べ物に関する発表のなせる技かもしれません。
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発表順位8番「マイクロバブルによる塩害土壌再生」

2011年11月26日 | 学校
いよいよ大会が始まりました。
名農の発表順は9チーム中、8番目と9番目。
まずはマイクロバブルによる塩害土壌再生技術の提案です。
除塩できうえに、土壌改良ができることを
6種類の実験結果から証明しました!
そこでわかったのはマイクロバブルそのものが
工学系の先生方にあまり知られていないこと。
どちらかといえば工学分野だと思っていたのでこれは意外でした。
まだまだ新しい技術なので、応用は無限大です。
アイデア次第で今後いろいろなものに使えることがわかり
逆に楽しみになってきました!
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