古いカメラがいいんです！

10年以上前のパナソニック社製のデジタルカメラです！
チームは昨年、北極の植物にはネクターガイドがあるかという
提案をし、今年度の北極研究のひとつに選ばれました。
そこでこの夏、チームは日本で、
研究を行う国立極地研究所は北極で紫外線撮影に励みました。
ネクターがイドとは花が昆虫に密のありかを教えるサインで
紫外線でなければ見えないのです。
しかし最新機種では紫外線が写らないのを知ってました？
カメラ本内に紫外線カットフィルターが
なんと最初から内蔵されている機種が多いのです。
ところがこのカメラはかつてネクターガイドが写っていた機種。
しかし現在は調子が悪く使っていません。
最新型よりも旧型の方が優れていることもあるようです。

夏色

チームが研究に使っているサンパチェンスが満開です。
サンパチェンスはこのように鮮やかな花を
春から秋までずっと咲かせるという優れた特徴があります。
次第に周囲の色が鮮やかさを失いかけている秋に魅せる
この濃いピンクはとても目立ちます。
でもおそらく育種された方は決して秋をイメージしながら
開発されたとは思えません。
なぜならサンパチェンスはサン(Sun)＝太陽 ＋ ペイシェンス(Patience)＝忍耐の
造語として名づけられているからです。
また発売10周年を記念して2016年にサカタのタネが募集した
花言葉で決定したのが「太陽のように輝く笑顔」。
まさに太陽をいっぱいに浴びる夏をイメージしているのです。
ということはこの花色は春でも秋でもなく
夏色をイメージしているといえます。
チームの温室にはまだ夏が咲いています。