花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

体験を通した食品学習

2023年02月01日 | 生物生産科
名農の職員玄関には、生物生産科の加工品がいつも並んでいます。
なぜならこの場所は、加工班の人たちが製造したタレやジャムなどの
試作品を販売するアンテナショップだからです。
無人販売ですが、ときどき名農生や来校されたお客様が買い求めています。
さて青森県には名農を含めて、現在農業を学べる高校が5校あります。
各校、特色のある学科がありますが、比較的どこにでもあるのが食品科学科。
農業は昔のように良い農産物を生産すれば良かった時代から
いかに有利に販売するかを考える6次産業という新しい時代に入っています。
そこで大きな力になるのが農産加工。農家が力を合わせて農産加工品を開発し
直売所やインターネットを通じて積極的に販売活動をしています。
多くの高校に食品科学科があるのは、このような社会のニーズに応えてのものです。
では生物生産科と環境システム科しかない名農では、どこで学ぶのでしょうか。
ひとつは加工班。興味のある人たちが地元の農産物を使って
自由に商品を開発してはこのように販売しているのです。
また水耕栽培を学ぶ環境システム科でも植物工場で生産したイチゴを使ったジャムを
これまた試験的に生産販売しています。つまり名農は食品科学科こそありませんが
どの研究班でも食品について学んだりチャレンジすることができるのです。
もちろん環境班であるFLORAだって、機能性ジャムや摘果リンゴのパイなどの
開発に取り組み、高く評価されています。
名農には食品科学科に負けない充実した加工施設があります。
少人数だからこそできる小回りと機動力のある生きた学習も名農の大きな魅力なのです。
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Office FLORA の課題研究

2023年02月01日 | 環境システム科
オリジナル卒業アルバム作りの準備を始めたFLORA事務所。
製作はPCのディスクトップ上、発注もクリックひとつでできますが
専用のアプリケーションを開いても作業はすぐできません。
なぜなら全体の構成やイメージがまず必要だからです。
さらにメンバー6名それぞれが写っている写真を事前に
イベントごと仕分けておくことも作業効率を上げるのには重要です。
とはいっても最初の1冊目は試行錯誤するため時間がかかります。
でも1冊できれば後は簡単。個人ごとに分類されたファイルから
写真を貼り付けていけばアルバムは出来上がっていくからです。
さてここに並んだのは彼らの写真などを記録しているSSD。
左上だけは古いHDDですが、この5年ぐらいは小さくて軽い
SSDになりました。でもなぜこんなにあるのでしょうか。
実は積極的に活動している彼らのデータ量は想像以上に大きいのです。
特に最近は動画で撮影する機会も増えているので
割り切って1年1個と決めて記録するようになりました。
現在のFLORA HUNTERSのメンバーはJr.出身者もいます。
ということは彼女たちの記録を探すには2年前まで遡らなければなりません。
そんな理由から古いSSDも引っ張り出したというわけです。
ディスクトップ上での完成は製本時間を考慮すると2月中旬が限界。
なんとか最後の大阪での毎日地球未来賞まで記録できそうです。
メンバーの課題研究は一足早く終了。
今度は写真を整理しながら活動を振り返るという
Office FLORAの課題研究が始まりました。
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