花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

魂は置いていく

2023年02月27日 | 研究
もういくつ寝ると卒業式でしょう。
カウントダウンが大きくなってきました。
そんなこの時期に、なぜか土肥実験室にMacのPCが用意されました。
もう課題研究もないのに、誰が使うのでしょう。
答えはFLORA HUNTERS。なんとまだ使っているのです。
実は年末、ある農業系のコンクールに応募していました。
これは2018年のTEAM FLORA PHOTONICSも応募した大会ですが
予選の結果発表の期日がしばらく過ぎてもなんの連絡もありません。
当然、落選だと諦め、頭を切り替えて
先日大阪で行われた授賞式を最後の花道としてみんなで参加してきました。
するとどうでしょう。忘れた頃に突然の連絡。
予選を通過してファイナリストになったというのです。
それも最終審査は3月10日。もう卒業式が終わっています。
さらに北海道の大学に進学するメンバーなどはもう引っ越ししています。
さすがにこれは開いた口が塞がりません。
しかし主催者から詳しくお話を伺うと、まだコロナの心配があるため
TEAM FLORA PHOTONICSがかつて出場した時のように
現地開催はしないとのこと。ではオンラインかと尋ねるとこれも違うようで
事前に音声を録音したパワーポイントのデータを主催者に送り
会場で上映して審査員が入賞者を決めるとのこと。
したがって当日オンラインで繋がる必要もないというのです。
肩透かしをくらったようですが、とりあえずデータを送らなければなりません。
そんな理由でまたMacを引っ張り出し、代表たちが録音しているというわけです。
やっとデータも完成。結果は卒業式後。
FLORAの実態がなくなっても、魂がここに残り戦います。
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3つの顔を持つ

2023年02月27日 | 研究
これが毎日地球未来賞でいただいたクリスタルトロフィーのプレート。
よく見ると環境研究班と刻まれています。
しかし昨年暮れに行われた環境系の活動発表会では
同じメンバーなのにFLORA HUNTERSと名乗っていました。
2つの名前を持つ研究チームですが、
気分で使い分けているのではありません。
2014年、環境システム科に移籍した際、
従来の草花班から環境研究班に正式名称が変わりました。
もちろんこのネーミングはこちらの希望ではなく学科の指示。
新設された環境システム科の研究活動を牽引せよと
学科名の一部をとって名付けられました。
しかしご存知のとおり、チームにはニックネームがあります。
2014〜2018年は園芸科学科からのニックネームをそのまま引き継いて
TEAM FLORA PHOTONICS。2019〜2020年はTreasure Hunters。
そして現在の2021〜2022年のFLORA HUNTERSと
こちらはメンバーによってその都度つけられます。
したがって沖縄の赤土流出抑制活動や塩害抑制研究など
今年度行われた活動や研究だけを提げて出場する場合は
現在のチームのニックネームであるFLORA HUNTERSを用い、
過去の先輩の活動を含めて発表する場合は環境研究班と名乗っているのです。
このトロフィーのプレートは環境研究班。つまり機能性集水システムなど
先輩の成果も含めて受賞したことになります。
ちなみに2009年の草花班時代を含め、今までの研究班全体を指す場合は何というでしょう。
ちょっと力ずくですが、こちらはFLORA。
ある時はFLORA、またある時は環境研究班、そしてある時はFLORA HUNTERS。
まもなく活動15年目。いろんな顔を持っています。
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