花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

FLORA初の学会員

2024年03月05日 | 研究
入試業務で活動ができないため、
環境システム科移籍後のFLORAの活動を紹介しています。
こちらは2022年の初代FLORA HUNTERS。
水の国際大会や沖縄での活動などコロナ禍ではありましたが
ダイナミックに活動したメンバーたちです。
さて彼女はオンラインで環境系の学会発表会に臨んでいます。
実は彼女が前年、学会に提案した研究が高校生部門で採択され
なんと予算をつけてもらいました。これは嬉しけれど責任重大。
そこで1年後の秋にその成果を報告しているというわけです。
この学会は高校生といえども学会員になって発表するという
ユニークなルールがあります。したがって彼女は、この年の春には学会員。
ちゃんと会費を払い、名農初の高校生学会員として参加しました。
しかし2度あることは3度ある。なんと今年度も採択されたのです。
それも2023年Jr.の3人組。やはり予算がついたので
責任もって今秋には研究成果を発表することになりました。
さらに2022年はオンラインでしたが、来年は東京大学で対面発表とのこと。
これをチャンスと捉え、真剣に取り組まなければなりません。
Jr.の3人が学会員になる春はもうすぐです。
コメント

日本代表が日本代表を育てる

2024年03月05日 | 研究
こちらは2020年のFLORA。
ホワイトボードの前で発表練習をしているのはTreasure Huntersの2人。
日本代表として水の国際大会に出場するため英語の発表練習をしています。
それを聞いているのがJr.です。5月から研究を始めたJr.。
測定の仕方など先輩からいろいろ教えてもらっていますが
このような英語の発表練習に立ち会えるのも、この年の大きな魅力でした。
さらに一緒に活動していた先輩が、目の前で世界一になるのを
目の当たりにするなど、それはそれは大きな刺激を受けたはずです。
さてこの年のJr.も面白い取り組みをしました。
それが乾燥地の塩害を防ぐキャピラリーバリアという先輩と同じ乾燥地研究でした。
さらにすごいのが、夏から水質浄化の研究にも挑戦したのです。
Jr.なのになぜ2つも研究したのか理由は思い出せませんが、いずれもユニークな研究。
先輩たちも分析をサポートしてくれました。
その結果、最初に行った塩害抑制研究で1年生ながら世界に挑戦。
さすがに代表切符は手にできませんでしたが、2年時にFLORAに入りリベンジ。
3年生になった2022年に日本代表となりストックホルムで活躍してくれました。
Jr.のOBOGが次なるJr.を育てるというのがFLORA流儀ですが
最近は日本代表が次の日本代表を育てるスタイルにアップデートされています。
コメント

未公開作品一挙紹介

2024年03月05日 | 研究
 FLORAは、年間たくさんのパワーポイントを制作しています。
しかしその多くは校外で開催される大会で披露するもので
名農生に見てもらうことは、まずありません。
さらに予選を通過しなければ、誰に見てもらうこともなく
ひっそりとその役割を終えてしまいます。
現在FLORAには、これから開催される校内プロジェクト発表を含めて
まだ未公開のパワーポイントデータが7つもあります。
そこでこのまま消えては、かわいそうなので
今のうちにタイトルだけでも公開したいと思います。
まず最初はこれ。2人のFLORAが先輩役と後輩役になり
掛け合いで研究を伝える面白い作品で、外部の大会にエントリー中です。
内容は富栄養化池沼を蒸発させて、液体肥料にする斬新な研究です。
学会でもポスター発表していますが、思った以上の高評価。
とはいっても農業クラブでは受け入れてくれない発表内容なので、
このまま消えてしまう可能性の高い作品です。
するとどうでしょう。先日予選を突破したとの朗報が届きました。
現在、大会HPで一般公開されているので機会があればぜひご覧ください。
コメント