新年度を待たずに節水ミスト栽培の準備に取り組んでいるFLORA。
なぜなら4月2日にジェットスタートを切ろうと考えているからです。
彼らの計画では栽培装置が約20台。そこにミストを取り付け
タイマーを使って噴霧設定の違う3系統の栽培システムを構築するとのこと。
さらに栽培する予定の苗は50株。農場まで巻き込んで準備する予定です。
栽培装置に規定の液肥を充填し、そこに苗を植え付けるのですから
とても時間がかかることが既にわかっています。
しかしFLORAは7名。これでは足りません。
昔のFLORAもこのような大掛かりな栽培試験を行いましたが
その時に力となったのが後輩。特に先輩の研究を手伝ったことのある
Jr.出身の後輩たちは即戦力。とても助かったのを覚えています。
予定では4月1日に栽培試験を行う大型水耕栽培温室に装置を設置。
そして2日に植え付けし、栽培をスタートさせるとともに水質分析を始めます。
先日、ある女子メンバーがよせばいいのに水質分析にかかる時間を試算していました。
サンプルが5つの場合、経験上100分ほどかかるそうですが
4月からの実験はサンプルが10。もしかすると3時間かかるかもしれません。
そこで彼らは、2年生になるJr.と自分たちで4チーム作り
手分けして分析にあたる仮の分担表を作成しました。
非常事態なので既に後輩を当てにしている先輩。
メンバー決定後、先輩によって計画が伝えられる予定です。