施設園芸実験室のLED植物培養装置。
節水栽培の予備実験を行っていますが、大切なのは写真での記録です。
しかしこちらをご覧ください。右は古いiPhoneで撮影したものですが
横縞模様が入ってしまいました。これは写真用語でいうフリッカー現象。
LEDは1秒間に100回もの点滅を繰り返しています。
したがってシャッタースピードが点滅より速いと、全てが点灯する前に
記録されるので、このように光らない部分が縞になるといわれています。
このiPhoneのシャッタースピードは明るい時で1/1000〜1/3000秒。
だから濃淡がついてしまったのです。
左は一眼レフのNikon Df。オートにしていたので
シャッタースピードが1/50秒などというように遅くなっていたようです。
その結果、すべての点灯を記録したのでフリッカー現象を
回避できたというわけです。気をつけなければなりません。
しかし新しいスマートフォンはシャッタースピードを変えられます。
ちょっと気をつけるときれいな写真が撮れるそうです。