こちらはスイスチャード。
日本語ではふだん草といいます。ふだんは「普段」ではなく「不断」。
つまり年中食べることができるという意味で
ケニアのほうれん草ともいわれるように暑い環境が大好きな野菜です。
さてFLORAはスイスチャードの水耕栽培を昨年から何度かしていますが
今回の苗は極小。なんと草丈2cmぐらいしかありません。
一般には10cmぐらいにならないと植えないのですが
今行っているのはこんなに小さくても湿気中根が出てくるかを
確かめる実験。すると2月下旬からミストの中で育苗していたら
インゲン同様、白い根がたくさん生えてきました。
やはり植物は体の大きさに関係なく、このように高湿度の環境におかれると
特殊能力を発揮し、湿気中根を出してくるようです。
あらためて植物の魔法使いのような不思議な力に驚きます。
しかしこの苗、播種したのは2月の中旬。
それなのに寒いからだと思いますが、まだ2cmしか伸びていないのです。
本実験は4月2日から。5日ほど前に本実験用に播種しましたが
果たして苗が間に合うか心配になってきました。外はまだ雪が残っています。