課題研究

チームの３年生が研究活動してきたのは「課題研究」という科目。
名農は２年生で４単位、３年生も４単位！
つまり卒業するまで８単位も研究活動をしています。
おそらく全国でも最も多いかもしれません。
経験がないことから研究指導ができない指導者が増え、
問題になっているそうですが名農ではまったく問題はありません。
さてそんな課題研究も学年末考査まであと３回となりました。
しかし今週木曜日の授業では八戸市の農業講座で発表してくるため
実質２回しかありません。
最後の授業までに卒業論文を完成しようとみんな必死です。

資金調達

研究をするにはさまざまな物品が必要です。
また東京などで行われる発表会に
メンバーが参加するには旅費もなければいけません！
しかし必要な実験機器がすべて学校にあるわけではなく
メンバーが使える旅費も限りがあります。
そこで研究資金を調達しなければなりません。
とはいってもみんなでアルバイトをするわけにいかないので
チームはさまざまな団体が公募している
研究助成企画に応募しています。
今までいただいていた団体の教育助成も今年度一杯で終了。
先日、報告書等を提出して無事完了しました。
来年度からどうしようか。
幸い高校の研究に助成してくれる団体はいろいろあるので
また新しい助成企画に応募しようと検討しています。

静けさに包まれて

メンバーが教室で卒業論文を書いています。
最初はいろいろおしゃべりをしていますが
みんな夢中になってくると会話がなくなります。
すると誰かが扉を開ける音、廊下を歩く音、
咳払いなどどこからともなく音が聞こえてきます。
風も強く、ガラス窓がきしむような音もします。
こうみんなが集中していると
こちらも変な音を出せないので静かにしています。
しばらくするとそんな音も聞こえなくなり
教室が静寂に包まれました。
ふと外を見ると風が止み、
雪が音もなく降り出していました。

就職内定100％

３年生は来週火曜日から学年末考査。
進学する人はまだ授業を受ける機会がありますが
就職する人は教室で受ける最後の授業になるかもしれません。
先日、青森県の高校就職内定率が76.4％という報道がありましたが
名久井農業高校では12月時点ですでに100％でした。
役場や農協などみんな頑張って早々と進路を決めました。
また今年の進学率は全国の農業高校の平均よりも10％も高く
ひとクラスの中に４年生大学が５名、それも国立大が２名もいます。
就職進学とも素晴らしい成果をあげているのは日頃の授業で、
農はもちろん食や環境、福祉など幅広い専門知識と技術を習得したり
一生懸命取り組んだ研究や部活動、資格取得の成果を社会が認めてくれたからです。
来年度から工業分野が加わる名久井農業高校。
より幅広い分野で活躍する人材を育てる
生命系の科学技術高校に進化していきます！

粉砂糖

植木が白い雪をかぶっています。
なんだか粉砂糖をふったお菓子のようです。
しかし気温は日中でも氷点下。
サラサラではなくがっちり固まっています。
３学期が始まって間もないのですが
インフルエンザで休む人が徐々に増えてきました！
しかし２年生は来週、FFJ検定という
農業高校では大切な試験を青森市で受けなければなりません。
さらに３年生は10日もすればもう学年末考査。
乗り切るには各自の健康管理にかかっています。