花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

冬薔薇

2015年11月23日 | 研究
冬薔薇と書いて「ふゆそうび」と読みます。
歳時記によれば、冬の季語になりますが
そもそもバラは夏の季語。
冬咲きというバラはありません。
したがって冬薔薇とは四季咲きのバラが
晩秋に咲いてしまったものをいいます!
夏ほどは鮮やかではありませんが
冷たい空気の中で咲く姿はまたひと味違うもの。
バラが他の花とは別格であることを感じることができます。
さて冬のバラとえばクリスマスローズ。
しかしこちらはバラ科ではなくキンポウゲ科で
バラとはまったく違う植物です。
ターシャテューダーの絵本「喜びの泉」の中で
次のようなシェークスピアの言葉が紹介されています。
「クリスマスにバラはいりません。五月に雪がいらないように。」
いいたいことはよくわかりますが、冬薔薇もいいものです。


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ナビゲーター

2015年11月23日 | 研究
秋になると研究発表のため毎年10回ほど上京するチーム。
何度も新幹線に乗っているのでメンバーも慣れたものです!
しかし何も考えずにこちらの後を着いて歩いていては
道順や乗り換えの仕方を覚えることができません。
3年生はまもなく社会人として自分で動かなければなりません。
2年生だって来年の就職や進学のため
一人で電車に乗ることだってあるはずです。
そんな時にあわてないようにと時間にゆとりがある時は、
ときどき、わざと着くまでの案内をしてもらうことがあります。
先日もナビゲーターをお願いしましたが、
ちゃんと表示を見ながら目的地まで行けました。
さてこの一人分の切符をご覧ください。
14日に東京まで行った時の切符ですが、
なぜか片道なのに一人4枚もあります。
よく見ると八戸から東北新幹線で出発した後、
盛岡で別の新幹線に乗り換えるというもの。
それだけ秋は行楽シーズンなのか
混んでいるということだそうです。
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飛行機雲

2015年11月22日 | 学校
名農の校舎の上に広がる青空の上を
飛行機が真っすぐなラインをひいています。
飛行機雲です。
飛行機は年中飛んでいますが、
夏に比べると上空の気温が低くなっているためか
なぜか秋になるととても多く感じます!
飛行機の飛ぶ高度1万メートルは
気温が-40℃といいます。
そこに高温の排気ガスを噴射するのですから
とたんに冷えて凍り、雲となるのです。
冷たい朝に息をはくと白く見えるのと同じ原理です。
この飛行機雲、1本に見えますが肉眼で良く見ると2本でした。
これはジェットエンジンを2基積んでいることを意味します。
4本見えることもあるそうですが、
4基積んでいるジャンボジェットが廃止されかなり減っているそうです。
飛行機雲で機種がわかる。
これもすごいことですね。
さて23日は京都大学でテクノ愛が開催されます。
チームも2~3年生が出場することになり
今朝、今月3度目の新幹線で京の都を目指します。
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イチジクの冬芽

2015年11月22日 | 研究
チームの2年生が育っているイチジク。
期待していた収穫前になぜか実が落ちてしまい
今年は食べることが出来ませんでした!
今は低温ですっかり葉は黄色になり
ほとんどが落ちてしまいました。
しかし茎の先端をご覧下さい。
先の尖ったしっかしりた冬芽ができています。
樹木の多くは寒さから守るために
独特な冬芽を作ります。
それを見るのが楽しくて
冬の野山を散策する人もいるぐらいです。
ぜひ機会があったら冬芽観察をしてみませんか?
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ルーティン

2015年11月21日 | 研究
早いもので11月も残すところあと1週間あまり。
まもなく2学期の期末考査が始まります。
こんな慌ただしい年の暮れですが
23日は京都大学でテクノ愛の最終審査、
30日は環境省において野生生物保護実績発表会と
チームの3年生は全力で最後の締めくくりとなる
研究発表会に挑戦しています!
事前勉強を1週間行い、質問の対策をまた1週間行う。
2年前から何度となく行ってきた大会に向けたルーティン。
すっかり身についたようで
こちらが忙しくてつき合えない時でも
自分たちで考えて行っています。
自主自立、独り立ち、いろいろな表現ができますが
なんとも頼もしい姿。
経験は確実に彼らを育てています。




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