crescent

三日月の日に誕生したわたし。
gooブログにお引越ししました。

陰陽の森に迷い込んで・・・

2007-06-10 | Macrobiotics

先週、今週と陽性/陰性よりの調理法を実習してきましたが・・・
どうも陰陽の森に迷い込んでしまった気がします。

マクロビオティックの考え方の最大のポイントは、「陰陽」の概念だと思うのですが、どうも自分自身きちんと理解できていないと実感しました。

陽性とは、収縮する力、締まる力、求心力、下降する力。
陰性とは、拡がる力、緩む力、拡散力、上昇する力。

野菜の切り方、水分量、味付け、調理時間、調理器具、調味料などによって、同じお料理でもその料理の持つ力が変わる、ということは実習で実感しました。

が、切り方と調理時間の関係が今ひとつ整理しきれていないように思うのです。

切り方でいえば、包丁が沢山入る=細かく切る方が陽性。
その逆で、包丁が入る回数が少ない=大きく切る方が陰性。

調理時間は、長い方が陽性で、短い方が陰性。

この考え方で行くと、
・陽性よりにするには、細かく切った野菜を長く煮る
・陰性よりにするには大きく切った野菜を短時間で仕上げる
ということになるのです。

でも、細かいものを長時間調理するのでは、くたくたになり食感が損なわれてしまい、大きいものは短時間では火が通りにくいと思うのです。

大きな野菜を長時間調理した方が、沢山熱が入るので陽性。
小さく切った野菜を短時間調理すれば、熱が入りすぎず軽い仕上がりになるので、陰性。

切り方だけ、調理時間だけで見ると分かりにくくなってしまうので、総合的に見ることが大切なのだと思います。

まだまだ理解して、自分のものにするまでには時間がかかりそうですが、迷い込んでしまった森の散歩を楽しみつつ、深めていきたいと思います。

コメント
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