会社の華道部の特別レッスンで、日本茶インストラクターの方々を講師にお迎えし、日本茶セミナーがありました。
お茶の飲み比べに始まり、茶葉の違い、おいしい淹れ方など楽しく勉強させていただきました。
先ずは、2種飲み比べ。
1. 産地
2. 淹れ方
3. 品種
4. 収穫時期
確かにぜんぜん違うのですが、いったい何が違うのか??
正解は、「淹れ方」でした。
同じ茶葉でも、淹れ方でぜんぜん違う味になるのです。
今回はお湯の温度が違ったのでした。
・温度が高い=95℃で1分-----香りが高く、渋みがある
・温度が低い=60℃で3分-----甘みがある
いろいろ試して、自分の好みを見つけると楽しいです。
日本茶の種類についても勉強しました。
・煎茶 一般的な日本茶で、国内シェアの80%を占めるそう。
浅蒸煎茶、深蒸煎茶がある。
・玉露 栽培の仕方が煎茶と異なる。
収穫直前に覆いをし、日に当てないことで旨味・甘味を出す。
・番茶 民間に広がったお茶、普段使いのお茶。
・抹茶 熱風で乾燥させ、石臼で挽く。
お茶の葉ごと取れるので、お湯に溶けず茶葉に残る成分
(ビタミンA、カロテンなど)を吸収できる。
新茶は立春から八十八夜に収穫したお茶で、1年間元気に暮らせるといわれています。
一般的なお茶の淹れ方は・・・
・茶葉の量の目安は、1人分2g(小さじ1)
・茶碗にお湯を注ぐ
茶碗に注ぐことによって、湯量を計量でき、約10℃お湯の温度を下がる
・急須に茶碗からお湯を移す
・1分待つ
・茶碗に回し注ぐ
・注ぎ終わったら、急須をポンとたたき茶葉を平らにならす
蓋を切り、蒸気を逃がす(2煎目が美味しく入る)
お茶と一緒にいただいたお菓子は水無月。
水無月晦日(6/30)の夏越の祓にいただくお菓子です。
詳しくは<http://www.sentaro.co.jp/saijiki/saijiki/gotaku/minazuki.pdf>
新茶と一緒にいただき、一年健康に過ごせそうです。