笑顔浴

優しい時間

町内会の崩壊

2022年06月05日 | Weblog

 

<町内会>は不要だ!の意見がわりあい多く、

実際に消滅した町内会もあるようです。

要らない理由・・・

1 運動会にも、祭りにも、旅行にも参加しないから。

2 集会所や公園の掃除や 町内会費が負担だから。

3 お金がない、時間がない、体力がないから。

4 人と会うのがめんどくさい 回覧板も迷惑だから。

5 役員が会員で旅行しているから。(⇔旅行参加者が役員以外に集まらない) 

 

町内会側のご苦労も知る機会を得ました。

困っている要素は、

1 世帯の高齢化 役員の高齢化

2 空き家の増加で世帯数が減少し、マンションの増加で退会世帯が増加した。

3 役員のなり手不足 新規加入世帯の減少

4 行事への参加者の減少、運営費の減少、活動の縮小

5 お役所からのお願いの増加。

 

役員が町内会へ入会をお願いに行っても

「自由参加だから」「すぐに転勤するから」といって断られてしまう、

マンションの管理組合にも似たようなことが生じます。

「自助」:自分で守る。
「共助」:近所の人たちと助け合う。
「公助」:公的支援。

行政だけでは全く手がたりない 人手不足の現実があります。

犯罪や自然災害から守られ、清潔で快適な町や村に住め

孤立や孤独にならないために、「共助」が欠かせません。

自分が困ったら、人権を主張して、

周囲が私を守らないとは何事ぞ!と怒るくせに

地域の役に立つことは何もしない。

都合よく求めるばっか、それが私達の本音。

 

防災士さんの講演を拝聴すると。。。

大災害が起きたら、全ての被災地域へその日のうちに

飲食料・医薬品 支援スタッフがとどかないと考えるべきで

地区ごとに準備したり、住民が役割分担しておきましょうと

呼びかけておられました。

 

大災害が起きた時に、避難場所に集まる人々は

町内会に入会しているグループと、そうでない人々に分かれます。

町内会費から捻出して備蓄しているわけですから

限られた食料やスペースを分配する時

きれいごとで済まないのが人情・・

 

若者はいつの時代も、それまでの枠の中にとどまらないし

高齢者も、昔の高齢者とは違う価値観を持っています。

昭和から令和に改元し、生活様式も様変わりしました。

今の時代にあう 地域のありかたに

真剣に向き合う人々の存在に 今まで以上に期待しています。

 

地域の防災と防犯は全ての人に影響する課題だから

みんなで少しづつ、分担できるとよいのですが。

都市部でほころび始めた町内会の崩壊が 

私の住む地域まで広がらないで欲しいと願います。


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