こうしている間にも、素晴らしい志をもった団体がたくさん誕生しています。
一方で運営経費の不足で消えてゆく現状があります。
人間関係による破綻もあるでしょうが、切実なのは活動経費です。
私財を投じて継続しようとするドキュメンタリーもありました。
その、覚悟に畏敬の気持ちで言葉を失います。
様々なボランティア団体に所属して 私が学んだこと・・・
*登録会員に金銭的負担を求めると、人は集まらなくなる。
*どんなに少額でも、お礼はしっかりする。(慰労)
*仲良しグループは価値観が狭く解散しやすい、得意分野が異なる人の集団がよい。
資金不足で潰れるか、人間関係で潰れるか・・・これらの対策ができると維持できます。
共通しているのは、過度の負担を我慢して耐えるような活動をしないこと。
手弁当の無料奉仕ですもの、互いに思いやり、尊敬する気持ちが絶対必要です。
時間・労働・交通費やもろもろの自己負担は、私だけじゃありません。
なんでも時間給に換算する拝金主義の世の中で、
決して裕福ではないのに無欲で、感動するほど献身的な人に出会ったりすると なんだか 1日中、得した気分です。
ボランティアから得られるものは、自己満足です。
自己満足は達成感や生きる喜びとなり、
活動を通して感じる皆さんとの絆で、元気が湧いてきます。
できることを、できるほど、澄んだ心で提供できますように。