蛍が10日ほどの一生だとご存知でしたか
生まれて、成長して、配偶者を見つけて子孫を残すときに いちばん輝くそうです。
やがて力つき、川にぽたりと落ちて
たとえ、手足は動かなくても
命の尽きるまで、光を放ち続けるとか・・・・。
写真家の高橋宜之さんは、その光が途絶えるまでの
暗い水面を彷徨する軌跡を残しました。
そして
この最後の光は、生への賛歌に聞えてきますと語られました。
10日という短い寿命を精一杯生きて、生まれてきたことに感謝しながら死を迎えているのでしょう。
「仁淀川」 http://www.nhk.or.jp/kochi/niyodo/gallery.html
お正月から7日め
だらだらしていて、恥ずかしい私です。
80年をこえる平均寿命があるとしても
私の寿命は今年一年と人生枠を決めて、
「今しかない」と懸命に生きようとしています。
いつか、身体が動かなくなったとき
ああ、いい人生だったと感謝したい私です。