山田養蜂場の蜂蜜
ミツバチが、一生のうちに集める蜜量は、
スプーン1杯分だと 栞に書いてありました。
小さな身体で、切ないほど働き続けるのでしょう。
古代エジプトの太陽寺院から出土したレリーフに、
当時の養蜂の様子が描かれており、
紀元前5000年頃から養蜂家が いたちゅうことですよ。
ヨーロッパでは、家族の一員としての居場所があるみたいだし
ミツバチは愛されてきたのですね。
ミツバチが、自分の巣から蜜源までの
距離や方角、蜜の量の情報を、
ダンスを踊って 仲間へ知らせる事を知り、驚きました。
「情報」を 独り占めしないのがアッパレですし、
蜜源の位置やタイプを、異なる動きや、異なるサイズの輪を描き、
ツイストしたり、グルグル回って伝達するなんて、驚きました。
そのダンスの動画をみました。
よくこれで、仲間が理解できるもんだと、
にわかには信じられませんよ。
どうやって、いつ ダンスを覚えるのか 興味が尽きません。
私どもも、古くは地図、
今では、衛星にてGPS、ドローンの写真も利用して
正確に「情報」を伝え合えるようになりました。
一方で「気持ち」を伝え合うのは、難しいですね。
正確に伝えられないし、伝えたつもりでも、伝わらないし、
なにより、信頼関係のある相手でないと
疑心暗鬼になってしまいます。
ちょっとした勘違いから、不信感を持つと
憎み合い、断絶しかねません。
正確に「気持ち」を伝えようと意識したり
惜しみなく努力したその先に
信頼関係と幸せがあるような 気がしませんか