今日は予報に反して朝から快晴。
おまけに十勝岳連峰までくっきりと見えました。
が・・、案の定、お昼過ぎから偏西風に乗った雲が張り出してきて、青空はいつしか曇り空に変わってしまいました。
とはいえ、今日は束の間でしたが、初夏の風景を存分に堪能することが出来ました。
この写真は美瑛から少し南に位置した上富良野町にある観光花畑「フラワーランド」での一コマで、今日の主役、ルピナスを撮りにここに出かけました。
このルピナスはラテン語のオオカミが語源らしく、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものだそうです。
和名ではその花のかたちや咲き方から「昇り藤」と呼ばれていますが、藤も豆科の植物でかなり花びらは大きいですが形もよく似ています。
我が家の庭にも植えていますが、繁殖力が非常に強く他の草花を飲み込んで行く勢いで広がっていきます。
このフラワーランドでは大規模に植えられており、そのスケールはいかにも北海道。
高台からは上富良野町の町並みが入ってしまうため、作品づくりには少し難しいところですが、今日はストレートに捉えてみました。
この時期ならではの、北海道らしい花風景をお楽しみいただけると思います。
《ルピナスと十勝岳連峰》CANON EOS-5D 17~40mm f11,AE PL RAW