現像ソフト Adobe Lightroomもバージョン3になって、半年くらい経ちます。
bookにはすぐにインストールして使っていたのですが、メインマシンの旧OSに対応していなくてそのままになっていました。
その後、最新バージョンをアップデートすればインストール出来ることがわかり、ようやく本格的に使用するようになったのが昨年秋ぐらいからです。
内容がどのように変わったのかなどは、日々の対応に追われ、じっくり研究するということはあまり出来ません。
しかし、冬季は比較的一段落するので、今さらながらですが改めて勉強することが出来ました。
大きく変わったのはMac版はインテルMac専用となり、64-bitモードで動作し格段にスムーズになりました。
以前、写真の読み出しに時間がかかる時もあったのですが、それが緩和された感じがします。
他には、特にレンズプロファイルが充実しているようです。
使い方はいたって簡単。
「プロファイル補正を使用」にチェックを入れるだけです。
設定で「自動」を選べば、画像ファイルの情報から使用カメラ、レンズの情報を参照し、そのプロファイルを自動的に割り当ててくれます。
このプロファイルは、Adobeと各カメラメーカー、レンズメーカーが協力し合って制作したものらしく、NIKON、PENTAXはもちろんのこと、レンズメーカーのSIGMAやTAMRONなどもほとんどの製品がそろっています。
私はTAMRONのレンズを使用することもありますが、以前はレンズ周辺光量調整などは手作業で行っていました。
これが自動で行えるので、時間的にもかなり緩和されるようになると思います。
風景ではレンズのゆがみまで補正する必要はないので無しでも良いでしょう。
予め自分専用のプリセットを作っておくと更に便利になります。
カメラキャリブレーションが新しくなりました。
私は風景で使うのは主にCamera Landscapeですが、ほとんどのジャンルで印象が良くなったように思います。
LR-2のまま継続することも可能で、その場合編集画面にビックリマークが付いたままになります。
カットによってはキャノンの専用現像ソフトDPPの方が良いと思えるときもあったのですが、今後は心置きなくLightroomを使えそうです。
次回もLightroom 3 レビューです。