真冬でも日中気温が上がったりすると、翌朝霧が発生する事があります。
まっ白な丘にまっ白な霧。
とても幻想的で美しいものです。
しかし、写真で表現しようとしてもなかなか難しい。
霧が白い雪原と同化してしまうからです。
以前は霧が出たというとそれを狙ったものですが、うまく表現出来たためしがありません。
その経験から今ではあえて狙おうとはしませんが、このカットは移動中に偶然遭遇したもの。
スケールの大きな写真ではありませんが、冬霧というイメージではまずまずのできばえ。
ただ、足跡は新雪が降ってもなかなか綺麗に消えてはくれないので、雪原がやや粗雑になっているのが悔やまれるところです。
CANON EOS-5DMark2 EF24-105mm F11 AE