菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

ワイン備忘録

2011年09月15日 | Weblog
 
ワインなんて全くのシロートで、せめて飲んだ銘柄など覚えようとするのですが、文字通り喉元過ぎればなんとやら、すっかり忘れてしまいます。
そんなことの無いように備忘録として残すことにしました。
といっても、普段飲むワインはわざわざ記録しておくような銘柄ではなく、よくTVCMなどに出てくるワンコインワインや、1ダースいくらなどという通販の安物のワインばかりです。
でも、時折高級ワインをいただいたりします。
特別なイベントがあってもなかなか開ける勇気が無いのですが、先日東京から戻るときに西武のデパ地下で「松阪牛」の特販があり衝動買いをしてしまいました。
肉にははやり赤でしょう、ということで、今回意を決して開けたのがこのワイン。
Chateau Batailley 2005(シャトーバタイエ) Pauillacです。
ポーヤックと聞いただけで「美味しそう」とイメージするのですが、世界で最も有名なワインの産地といえば、このポーヤックと言っていいでしょう。
カノ有名な、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・ムートン・ロートシルト」「シャトー・ラトゥール」という超メジャー級の生産者の名がズラリと並ぶ凄い地区です。(お米でいえば魚沼産といったところか・・)
メドック地区での格付けは、第1級から第5級までに分類されており、その第1級格付けで5大シャトーのうち3つがこれらのシャトーに入っているという地域です。
このシャトーバタイエはグランクリュ5級の名門で、1855年の最初の格付け制定以来不動の地位を保っています。

さて、そのお味はというと、
2005年なので飲み頃はもう少し寝かせてからとありましたが、若さは感じさせずあのポーヤック独特のカシスの香りが口いっぱいに拡がりました。
また、甘い香りとは裏腹に、男性的で力強い重厚な一面もあります。
タンニンは穏やかで、後味の良い美味しいワインでした。
やはり美味しいもの、特にこのような赤ワインを飲みながらの食事はとても心豊かにしてくれます。
至福の一時を味わうことが出来ました。


ワイン備忘録、ほとんどが受け売りです。
普段滅多に使わないデキャンタを使用。