大阪展展示作品から -2

＜朝焼けの豆ニオ畑＞
東京展の時によく質問されたのがこの豆ニオです。
豆ニオとは天日干しにするために刈り取った大豆や小豆をボッチ状に積み上げたものです。
頭には雨よけにビニールでできた帽子をかぶせ、しばらく乾燥させてから脱穀します。
秋の風物詩となっていた豆ニオですが、最近は刈り取りと同時に脱穀も行うので、ほとんど見ることがなくなってきました。

（写真集から）
旧盆を過ぎた頃から、急速に秋気が満ちてくる。
冷え込みが大きくなると、晴れた日の翌朝は決まって朝霧が発生する。
今では貴重になってきた豆ニオ畑に霧が流れ込み、朝焼けと相まって幻想的な風景を作り上げた。



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