大阪展出展作品より -4

＜雪原に沈む＞
新緑の時期というのに冬の写真ですがご容赦を。
躍動的な真っ赤な太陽も良いのですが、月はとても神秘的で好きな被写体でもあります。
月が好まれるのは、日本人の感性によく合うからではないでしょうか。
古くは古事記、万葉集、源氏物語、平家物語などにも度々登場します。
そして極めつきは「竹取物語」ですかね。
月をこよなく愛でるというのは、すでに日本人のDNAに組み込まれているからなのでしょう。

（写真集から）
晴れ間の少ない冬の美瑛で月を拝める日はとても貴重である。
まして満月の日に快晴になる確率は、少し大げさだが天文学的ともいえる数字になってしまう。
それだけに冬の月に対するあこがれが強いのかも知れない。



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