今年も残すところ数時間。
あっという間の1年でした。
時間の経過が早く感じられるのは、「経験している時間の長さ」が「全体の人生の長さ」と比例するという考え方があるようです。
たとえば、10歳の子供にとって1年はその人生の10分の1にあたりますが、50歳の大人にとっては50分の1にすぎません。
そのため、年齢が上がるにつれて、一年が短く感じられるそうです。
もう俺は70分の1か。笑
それはさておき、今年一年、またまたつまらない写真や話題にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
2024年という年も、皆様にとりまして更にすばらしい年になりますよう心よりご祈念申し上げ、今年一年のお礼とさせていただきます。
暮れといったら、やはり第九です。
大掃除をしながらとか、一息ついたらとかで第九を聞いています。
日本には暮れに第九を聞くというのが習慣がありますが、調べてみたらなんと第二次世界大戦後に始まったらしい。
多くのオーケストラや合唱団がこの時期に「第九」の演奏会を開催し、多くの人々がこれを聞くことで一年の終わりを祝うとありました。
日本独自の年末の伝統として受け入れられているのは、とても喜ばしい事だと思います。
今回ピックアップしたのはリッカルド ムーティ指揮によるシカゴ交響楽団です。
YouTubeをざっと見て、演奏時間の長いのを探しました。
以前と違って、最近はゆったりとしたテンポが好きです。←歳のせいでしょう。
と同時にスコアを見たくなって探したら、ご丁寧にアップしているYouTuberがいました。
今は検索すると何でも手に入ります。
スコアを見ると更に驚きます。
何と複雑なんだろう。様々な楽器が入り組んで演奏され、あの名曲が生み出されているんだな。←当然だろう。
一体ベートーヴェンの頭の中はどうなっているんだろう。
今でいうAIかな。
200年も前に創っているのに、時代を超越した魅力があるし、世界中の人々に愛され続けている。
ベートーヴェンの音楽は、人類共通の感情を捉え、聴く者に深い共感と感動を与える力を持っているのでしょう。
いずれにしても、ベートーヴェンがこの世に居たことで、今なお私たちがこうやって楽しむことが出来る。
感謝しかありません。
リッカルド ムーティ指揮、シカゴ交響楽団
<一楽章冒頭>
<二楽章>
<三楽章>
<四楽章は歓喜の歌の旋律が始まる部分>