菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

臨時休館のお知らせ

2011年05月12日 | Weblog
 
菊地晴夫写真ギャラリーは、5月13日(金)都合により臨時休館とさせていただきます。
来館を予定されている方、誠に申し訳ございません。
14日からは通常オープン致します。
ご容赦いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

今年も取り付けました

2011年05月12日 | Weblog
 
今日も日本晴れ。
朝から山並みもくっきりと見えています。
こんな日は完全職場放棄。
カレンダーやブルーレイの編集も残っているのですが、デスクワークは一切無し。
花壇の整備や裏庭の木々の手入れなどを行っています。
木々の植え替えや枝払いなどは今この時期を逃すと、あっという間に初夏。
毎年、「今年こそはちゃんと手入れをしよう」と誓っても、いつもジャングルのようになってしまいます。

そして、今年も巣箱取り付けました。
買い置きしてあったものが他に2個ほどあり、今年は調子に乗って合計3個です。
野鳥愛好家にはかわいがり方が違うと言われそうですがご容赦を。
昨年は肝心の巣立ちを見逃してしまったので、今年こそは是非叶えたいところ。
でも、来てくれるかドキドキです。

春光爽やか

2011年05月11日 | Weblog
 
今日は久しぶりに朝から快晴。
やはりお日様が射すと、気持ちまで爽やかになってきます。
植物はもちろんですが、人間もまた同じです。

最近、桜の開花時期の問い合わせがあるのですが、おそらく来週中頃と思われます。(たぶん・・)
週末は天気下り坂、その後は回復して気温も上がりそうなので、暖かくなれば一気に咲き出しそうです。
アップの写真は2009年の桜で、データは5月9日。
それに比べると今年はかなり遅れていますが、私の記憶では23日頃開花という年もありましたから、この寒さは例外ではなさそうです。
気温に敏感な花なので、北海道の桜の開花時期を予想するのはかなり困難と言わざるを得ません。
ですので、随時、ご案内するように致します。

Canon EOS5D MarkII EF70-200mm F16 AE

セレクト始まる

2011年05月10日 | Weblog
 
美瑛は相も変わらず今日も雨です。
以前にも増して畑はどろどろ状態、いったいいつまで続くことやら。
明日は予報通り晴れてもらいたいところです。

気持ちまで沈みそうな天気ですが、ようやく遅れていたカレンダーの制作に取りかかりました。
まずは絵柄のセレクトから。
ノミネートした写真をいったんレーザープリンターで出力し、組み合わせを考えながら月ごとに並べていきます。
美瑛カレンダーは3種類、かれこれ10年以上制作していますので、毎年どのように組み合わせるかは至難の業。
大型、二つ折り、卓上と、なるべく色合いやイメージなどが重ならないように、あっちにやったりこっちに戻したり。
3種類で36カットになるのですが、ノミネート作品は毎回100点以上準備します。
新作だけを取りそろえても、季節が限られるのでどうしても似通ったイメージになってしまいます。
今回は新作の他に、自選集として人気の高かった作品を織り交ぜることにしました。
完成は6月上旬頃になり随時ギャラリーでは販売していきますので、どうぞご期待下さい。

異常事態

2011年05月09日 | Weblog
 
ここしばらく美瑛の話題から遠ざかっていたのですが、こちらに目を転じてみれば異常事態です。
雪解け直後は天気も良く、今年の農作物は期待できそうな感じだったのですが、なんとなんと。
雨続きで全く農作業がはかどっていません。
いつもならビートの植え付けが終わって、ジャガイモの植え付け真っ最中なのですが、全く進んでいない状態です。

この写真は畑に溜まった雨水です。
ご存じのように美瑛の丘は粘土質。
湿っていると大型トラクターでさえ滑って畑には入れません。
晴れても長続きせず、土がいっこうに乾かないのです。
予報では今日は久々の晴れですが、明日はまたしても雨、明後日、明明後日は晴れですが、その後はまた雨になっています。
いつになったら春らしい天気になってくれるのか。
桜のつぼみも堅い状態で、嫌~な予感があたらなければ良いのですが・・

残雪五竜岳

2011年05月08日 | Weblog
 
昨日ブログで御菱岳と紹介したのですが、ご指摘がありました。
正式には五竜岳です。
この五竜岳という名前の由来もWikipediaによりますと、

この地域が戦国時代に武田氏の版図にあり、「菱形」の雪形が武田家の紋章に通じることから、「御菱(ごりょう)」と呼んだ。
この「ごりょう」が「ごりゅう」に転訛したという説もあるが、「確かな文献はない」と記している。とありました。

何れにしましても、まさしく甲斐武田家の家紋・武田菱そのもので見事。

アルプス平付近にて撮影
Canon EOS5D MarkII EF70-200mm F11 AE

コブシの花と残雪の五竜岳

2011年05月07日 | Weblog

四十九院コブシと残雪の御菱岳(ごりょうだけ)五竜岳(ごりゅうだけ)です。
北アルプス北部にある御菱岳は標高2814mで、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在です。
背景の山並み頂上付近、武田信玄の家紋「武田菱」の雪型がうっすらとですが、浮かび上がっているのがわかるでしょうか。
御菱岳の名前のゆらいは、さましくこの「武田菱」。
戦国時代、信州が武田信玄の支配下に置かれると、この峰に現れる雪形が武田家の家紋である武田菱に似ていることから、「御菱岳」と呼ぶようになったといわれています。(受け売りですが・・)
それにしてものどかな昼下がり。
本州の山里ならではの雰囲気です。

Canon EOS5D MarkII EF70-200mm F11 AE

信濃路を撮る

2011年05月06日 | Weblog
 
満開の「四十九院コブシ」。
隣接する畑は菜の花畑と田圃という絶景のロケーション。
残念ながら菜の花はチラホラ状態でした。
田圃に写るこぶしというのも良いですが、望遠レンズで部分的に切りとりボリューム感を強調。
背景にようやく芽吹き始めた山肌を少し取り込んでいます。
これで菜の花が満開だったらと思うのですが、それでは欲張りすぎです。

Canon EOS5D MarkII EF70-200mm F11 AE

信濃路を撮る

2011年05月06日 | Weblog
 
GW後半は「春の撮影会 in 信州」と題する、とある撮影研究グループにお招きをいただきました。
旭川からは千歳を経由し、松本まで一っ飛び。
信州はちょうど黄砂に見舞われ、快晴だったのですが少しかすみ気味。
それでも残雪の北アルプスを見渡せる、まずまずのお天気でした。
白馬にある高級リゾートホテルを拠点に、のどかな山里風景を始め、五竜岳や白馬八方尾根から見る白馬3山(白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)などの雪解け間近な冬山を撮影。
夜はワインを片手にレクチャー&写真談義というとてもハイソな場で、私にとっては超贅沢な撮影行となりました。
いつもお招きをいただき感謝申し上げます。

東京にいる頃も信州は好きで、結構出掛けました。
特に蓼科、霧ヶ峰、上高地方面が多かったのですが、菜の花で有名な飯山の北竜湖近辺などへも足繁く出掛けたことがありました。

このヤマザクラは白馬にある名高い「四十九院コブシ」(写真上)の近くで撮影したカット。
美瑛に来てからは、ヤマザクラはやはり「エゾヤマザクラ」でしょう、と思っていたのですが、長野のヤマザクラも濃いピンク色で負けてはいません。
針葉樹の杉が画面を引き締めてくれるのが本州ならではの特徴。
北海道には杉はほとんどありません。

Canon EOS5D MarkII EF70-200mm F11 AE

エゾムラサキツツジ

2011年05月02日 | Weblog
 
今日の美瑛はミゾレ。
風も強く真冬に立ち戻ったような天気です。

そんな寒さの中で、エゾムラサキツツジが咲き始めました。
この花が咲く頃はいつも天気が安定せず、決まって雨か曇り空です。
それがむしろ似合ってもいるのですが、何ともかわいそうです。

外はミゾレが本降りになってきました。
このまま降り続けば、明日はうっすらと雪景色でしょうか。
明朝一番で信州に向かうので、雪だけは勘弁してもらいたいところです。