昨日の夜、5種類の天気予報と地元朽木の方の発生予想を加味し、
ヨシッ!行こうと決めた小入谷。
Y先輩とS女史と6時に待ち合わせをし、まだ真っ暗の中いざ雲海へ。
Y先輩とは19日に見事な雲海を眺め感動したのですが、当日が仕事だったため、
慌ただしくなり、もう一度ゆっくりと味わいたいとのことでした。
そこにS女史が便乗することとなった次第。
朽木に入り期待は高まるのですが、どうも空の感じが今一つ。
そして、冷え込み的にも今一つ。
あらゆる天気予報とは、少し違っていました。
それでも、ひょっとすると言う期待を込め、小入谷集落へ。
しかし、集落に霧は立ち込めていませんでした。
少々がっくりしながら林道を上ります。
いつものビューポイントには数台の車が止まっています。
滋賀、京都、名古屋などから来られていますが、雲海は発生しておらず、残念そうです。
まぁ、これも自然の営みのため、仕方がありません。
でも、景色的には、朝日が昇りかけ、幾重にも連なる山々の姿は、とても幻想的です。
雲海は無くても、この風景は素晴らしいです。
そうして、頂上のおにゅう峠に到着。
天気は、イイ天気で空も青くきれいです。
もう木々の葉は、すべて散っていました。
ここにも名古屋から来られた家族連れがおられました。
遠くから楽しみにしてこられたようですが、今日は残念でした。
それから、頂上でもきれいな景色に感動した後、山を降ります。
途中の鯖街道をちょっと登ってみたりしていると、
京都からこられている方が、狭い尾根道をスイスイ歩いて行かれ、
朝日に染まる山肌を撮影されていました。
そして、福井県の上根来地区へ。
途中、廃校になった学校に立ち寄りました。
如何にも昔の校舎と言う感じでした。
こんな山中の集落では、すべてが一昔前の風情です。
流れる水もきれいです。
そして、東小浜へと降りてきました。
高島へ帰る途中、Y先輩から新しい林道の情報を聞きました。
今津の保坂から入る雨谷林道です。
車も通れるとのことで行ってみました。
保坂の石田川を渡り、林道へと入ります。
すぐにひどい道です。
ここで止めればよかったのですが、先へと進んでしまいました。
そうすると、頂上を越え下りに差し掛かったところ、道がもの凄くえぐられています。
水が道を流れ落ち、どんどん削ったためです。
これでは、乗用車の私は通れません。
しかし、後戻りも出来ません。
Y先輩たちに誘導してもらいながら、うまく削れたところを車でまたぎ、
注意をしながら進みます。
私も、運転しながら力が入り、足はパンパンです。
そうして、何ヵ所かの強烈なところを何とか乗り越え、
箱館山方面の景色を眺めながら無事、今津の運動公園前に出てきました。
本当に、もう少しで大変なことになっていました。助かってよかったです。
やはり林道は、なめていてはダメです。
そして、未舗装のところは、車高の低い乗用車は避けるべきです。
車の下を何度も摺ってしまいました。
でも、またまた今回も地元高島市の奥深さを体験できました。
何とか、雪が降る前に、もう一度あの素晴らしい雲海を眺めたいと思っています。