福島の旅の二日目です。
雨降りが残念です。
まずは、アクアマリンへ。
ここの目的は、シーラカンス。
もちろんはく製ですが、ちょっと感動しました。
ここは、水族館ではなく、博物館的な感じ。
賢くなります。
水槽を眺める水族館をイメージしていましたが、展示などが中心です。
イワシの大群。
それと、迫力のトド。
お馴染みのチンアナゴ。
展望台。
少し雨も治まってきました。
それでは、いわき市内でちょっと買い物をして、富岡町へ向かいます。
福島のじぃじとばぁばが住む町です。
ご自宅にお邪魔させていただきました。
元々のお宅は別のところにあり、7年ほど原発による避難をされていたので、取り壊して移転をされました。
富岡町は、福島第2原発があります。
福島のじぃじも原発で働いておられましたが、第2でしたので大丈夫でした。
ただ、7年も避難生活でしたが。
そんなことで、とにかく今も続く原発被害。
大変です。
そこで、東電の廃炉資料館で勉強してきました。
とにかく映画の「福島50」の世界です。
この日も、平日でしたがバスの団体さんなどたくさん来られていました。
私たちも、しっかりと勉強しました。
廃炉作業は、まだまだ数十年続きます。
富岡町も人口が約1割ほどまで減り、全国から来られている作業員の方のアパートだらけ。
この先はどうなっていくのか・・・。
ということで、東電さんも住民も大変です。
それでは、今夜の宿へ向かいます。
途中、通る双葉町、浪江町などまだまだ真っ暗な家が多いです。
それは、避難されているから・・・。
時々見かける「線量計」。
あるところでは、2μ㏜という数値が表示されていて、とても人が長く暮らせる状態ではないとのこと。
眼には見えませんが、放射線量が多いところでは、まだまだ、避難が続いています。
そんな光景を見ながら相馬市へ。
それから、福島市飯坂温泉へと向かいました。
車中では、面白くないのか孫は超ご機嫌斜め。
怒っています。
かわいそうですが、仕方なし。
こんな時は主役のハズなのに、一番迷惑をこうむってしまう孫。
申し訳ない。
と言いつつ、予定より遅れて18:30飯坂温泉に到着しました。
やれやれ・・・。
続く・・・。
シーラカンスの展示、写真で見せていただいても凄いですね。
浪江町、双葉町は、原発避難地域と理解していましたが、富岡町も原発避難地域なのですね。
ご両親は、ご苦労なさって大変でしたね。
今回、自宅に訪問でき良かったですね。
飯坂温泉は、福島県の北部の方なので、いろいろ見学してからの移動お疲れになったでしょう。
アクアマリンは、水族館だと思ってましたが、なかなかの展示内容です。
私たちも、孫がいるからと思いましたが、2時間かかってました。
そして、あの震災から10年、さまざまな10年であったであろうと思います。
まだまだ、これからです。
飯坂温泉は、新しい自動車道もありましたが、それなりに時間がかかりました。
孫が中心ですので、ペースがゆったり傾向になります。