平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ラーゲリより愛を込めて

2022年12月17日 23時59分22秒 | 映画・ドラマ・アニメ
水曜日、地元の映画館のレイトショーで、「ラーゲリより愛を込めて」を観ました。
この映画は、事実に基づいた作品だったので、観ることに決めていました。
予告を観て、シベリアの強制収容所へ入れられた夫が二宮和也で、奥さんが
北川景子なんだねってのがわかったくらいで、深いことは調べずに観ることにしました。
平日のど真ん中のレイトショーだけあって、観客は少なかったかな。


内容は、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男の伝記ドラマ。
作家・辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を基に、
「護られなかった者たちへ」「糸」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。
第2次世界大戦後の1945年。シベリアの強制収容所に抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる
過酷な環境の中、わずかな食糧のみを与えられて重い労働を強いられ、命を落とす者が続出していた。
そんな中、山本幡男は日本にいる妻や子どもたちのもとへ必ず帰れると信じ、周囲の人々を励まし続ける。
山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していく。


ラスト数分は、そんなに泣かせにこないでくださいよって、くらい涙腺にきた。そこに至るまでの
収容所生活は過酷そのものだ。とはいえ収容所生活を描く映画で多いアウシュビッツものを何作も
見ているせいか、どこの国の収容所も似たりよったりだなとか。戦争終わってからも何でこんな
長期に渡って収容所で暮らさなければいけなかったのか・・・。まあ、これはソ連の勝ちに乗した
ポツダム宣言に反する非人道的な行為に他ならないのだ。そんな全くの不条理の中で、仲間を励まし
希望を持たせ続けた、この山本幡男なる人物が素晴らしい。そんな彼だからこそ、仲間たちに慕われ、
そして、あの最後のシーンへとつながることになったのだ。それが希望なのかはわからないが。










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