先週の日曜日、稲垣潤一のコンサートの前に1本映画をセンチェリーシネマで観ました。
この頃、観たい映画が全部観れないことも結構ありますね。なんで公開が重なるんだとか
嘆いてしまいます。映画に順位つけて、上から見ていく感じですかね。この映画は、
元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を原案にしているので、事実に基づいている
映画なので観ることにしました。コンサートまでの時間が微妙かなと思いましたが、
センチェリーシネマなら、歩いて御園座行けば案外近いかなとも思ったし、まあ早く入れなくても
指定席だからということで観ることに。
内容は、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。様々な感情の間で揺れ動きながらも
ひたむきに生きる主人公と、彼女に寄り添う人々の姿を丁寧に描き出す。
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、
プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない
思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、
ケイコはジムが閉鎖されることを知る。
淡々と日常生活を描いているように感じた映画です。ただ日常生活を映し出しながらも、主人公が耳が聞こえないので、
そこがうまく浮かび上がれせていますね。耳が聞こえない人の日常ってこんな感じなのかと体験させてくれる。耳聞え
ないことがわかっても、案外人って喋ってくるもんなのか、ボクシングとかだと、その辺の配慮はないんだあとか。
世の中のシステムも人の心の中も、なかなかバリアフリーとかにはなっていないのが現状なんですなあ。そんな世の中に、
ちょっと硬く構えて対峙しているのがケイコのような気がする。そうしないとやっていけないと感じているのかも。
でも障害を持っている仲間といる時は、そんな鎧がないのか楽しそう。何でもない日常の中では大きな出来事として、
通っているボクシングジムの閉鎖というのがやってくる。そのことを通じて、自分の周りの人の心づかいや思いを知る
ことになっていく感じだ。日常を切り取ったような映画のせいか、なんか唐突に終わりがやってきた。ケイコの日常が
続いていくのを不思議と感じされられる。
全般ランキング
この頃、観たい映画が全部観れないことも結構ありますね。なんで公開が重なるんだとか
嘆いてしまいます。映画に順位つけて、上から見ていく感じですかね。この映画は、
元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を原案にしているので、事実に基づいている
映画なので観ることにしました。コンサートまでの時間が微妙かなと思いましたが、
センチェリーシネマなら、歩いて御園座行けば案外近いかなとも思ったし、まあ早く入れなくても
指定席だからということで観ることに。
内容は、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。様々な感情の間で揺れ動きながらも
ひたむきに生きる主人公と、彼女に寄り添う人々の姿を丁寧に描き出す。
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、
プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない
思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、
ケイコはジムが閉鎖されることを知る。
淡々と日常生活を描いているように感じた映画です。ただ日常生活を映し出しながらも、主人公が耳が聞こえないので、
そこがうまく浮かび上がれせていますね。耳が聞こえない人の日常ってこんな感じなのかと体験させてくれる。耳聞え
ないことがわかっても、案外人って喋ってくるもんなのか、ボクシングとかだと、その辺の配慮はないんだあとか。
世の中のシステムも人の心の中も、なかなかバリアフリーとかにはなっていないのが現状なんですなあ。そんな世の中に、
ちょっと硬く構えて対峙しているのがケイコのような気がする。そうしないとやっていけないと感じているのかも。
でも障害を持っている仲間といる時は、そんな鎧がないのか楽しそう。何でもない日常の中では大きな出来事として、
通っているボクシングジムの閉鎖というのがやってくる。そのことを通じて、自分の周りの人の心づかいや思いを知る
ことになっていく感じだ。日常を切り取ったような映画のせいか、なんか唐突に終わりがやってきた。ケイコの日常が
続いていくのを不思議と感じされられる。
![](https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_1128_1.gif)