平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

八犬伝

2024年10月28日 23時59分27秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は昼から名古屋で研修で、研修が終わって即行で地元に戻って、地元の映画館の
ハッピーマンデーで、「八犬伝」を観ました。何せ夜の上映時間が早いので、普通の
仕事の日だと間に合わない感じなので、今日、研修から早く帰ってくれば、いつもより
早いのでと、今日観ることにしました。「里見八犬伝」以来ですね、映画化は。今回は、
作者の馬琴の創作とその半生という実と、物語の虚の間を交錯させて描かれているのも
楽しみです。


内容は、人気作家の滝沢馬琴は、友人である絵師・葛飾北斎に、構想中の新作小説に
ついて語り始める。それは、8つの珠を持つ「八犬士」が運命に導かれるように集結し、
里見家にかけられた呪いと戦う物語だった。その内容に引き込まれた北斎は続きを
聴くためにたびたび馬琴のもとを訪れるようになり、2人の奇妙な関係が始まる。
連載は馬琴のライフワークとなるが、28年の時を経てついにクライマックスを迎えようと
したとき、馬琴の視力は失われつつあった。絶望的な状況に陥りながらも物語を完成させる
ことに執念を燃やす馬琴のもとに、息子の妻・お路から意外な申し出が入る。


なかなか面白かったです。現実の話と物語を行ったり来たりするのが、どんなふうに
なるのかと思ってましたが、物語の進捗に合わせて現実世界での話になるので、
案外分かり易い。八犬伝が出来上がるまでに、長い期間かかっているのもよくわかる。
こんな長くかかったとは、知りませんでした。作者の馬琴が、この時代のことを考えると、
凄い長生きだったから完結できたのもありますが、息子の妻の路のおかげもあります。
そして、北斎も凄い長生きだったんだと改めて驚き。そして馬琴が北斎や渡辺崋山と
親交があったとも知らなかったので、現実世界での驚きのほうが多きかったりしました。
虚の八犬伝の物語は、わかっていてもワクワクしますね。









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