元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
イカダカズラ
野猿街道沿いの民家前に植栽されている「イカダカズラ(筏葛)」。オシロイバナ科イカダカズラ属の熱帯性つる性常緑低木で南アメリカ原産。一般的には「ブーゲンビリア(Bougainvillea)」と呼ばれている。日本では九州や沖縄で栽培されているが、最近は温暖化のせいか関東地方でも陽当たりが良ければ元気に育つようだ。赤い花弁のように見えるものは苞葉で花は中央の筒状の3つ。花はひとつずつ咲くが2つ咲いたものは顔に見える。
“ブーゲンビリア”の名前は、18世紀のフランスの探検家ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine de Bougainville)に因んで付けられた。パプア・ニューギニアにあるブーゲンヴィル島もこの探検家に因んでいる。彼は1766年12月に世界一周のためにブリュターニュ(フランス北西部)を出航し、1769年3月に帰航してフランス人で初めて世界一周を達成した。
“ブーゲンビリア”の名前は、18世紀のフランスの探検家ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine de Bougainville)に因んで付けられた。パプア・ニューギニアにあるブーゲンヴィル島もこの探検家に因んでいる。彼は1766年12月に世界一周のためにブリュターニュ(フランス北西部)を出航し、1769年3月に帰航してフランス人で初めて世界一周を達成した。
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ツリフネソウ・4~日影林道2
奥高尾“日影林道”の道端に咲いている「ツリフネソウ(吊舟草・釣船草)」。ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草で日本全土の山地のやや湿った日陰に分布している。草丈は50~70センチで花期は8~10月。普通のツリフネソウは赤紫色だが写真のように稀に色が薄くピンク色になるものがある。高尾山系では白花もあるようだが私はまだ見たことがない。
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ジャコウソウ・6~果実
奥高尾“日影林道”の沢沿いに生えている「ジャコウソウ(麝香草)」。シソ科ジャコウソウ属の多年草で日本固有種。北海道~九州の山地の沢沿いなどに分布している。8~9月に長さ4~5センチの筒状の唇形花を咲かせ果実は4分果になる。果実の長さは7~8ミリ。
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