元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
サラシナショウマ・4~花
キンポウゲ科サラシナショウマ属の「サラシナショウマ(晒菜升麻)」。10~11月に試験管ブラシのような総状花序を出し白い小花を多数咲かせる。小花は直径1センチほどで雄花と両性花がある。花は多数の雄蕊が目立ち両性花には通常は2本の雌蕊がある。写真はどうやら雄花のようだ。萼片は3~4ミリで楕円状の舟形になり、花弁は4~5ミリで先端は浅く2裂している。写真ではやや褐色掛かった舟形の萼片とそのすぐ下に花弁が見える。雄蕊の下に見える花弁は先端が2裂しているのがわかる。萼片と花弁は開花後はすぐに落下するのでなかなか観察しにくい。これは奥高尾“もみじ台北巻き道”のもの。
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ルリマツリモドキ・2~花
下小山田町の道路脇に咲いている「ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬)」。イソマツ科ルリマツリモドキ属の多年草で東~中央アジア原産。初夏から晩秋まで長くブルーの花を咲かせる。花は直径2.5~3センチで花冠が5裂した漏斗状になる。秋には紅葉しその中でも花を咲かせている。
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