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アカザ・4~果実

 ヒユ科アカザ属の「アカザ(藜)」。世界中に広く分布している一年草で日本には古くに中国から渡来したとされている。今では畑の雑草とされるが昔はシロザと共に若芽や若葉などを食用として栽培され、また全草を乾燥させたものが喉痛や整腸に効く民間薬として利用されていた。その茎は軽くて硬く水戸黄門の杖になったという俗説もある。写真は果実で上から見ると直径2ミリほどの5角形に見える。
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ヒキヨモギ・8~果実3

 野津田公園“上の原ススキ草地”に生育している「ヒキヨモギ(引蓬)」。ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)ヒキヨモギ属の一年草でススキなどイネ科植物に寄生するが自身でも葉緑素を持つ"半寄生植物”。7~9月に葉腋に長さ2~3センチの黄色い唇形花を咲かせ果実は長さ2センチほどの蒴果になる。写真は既に種子を散布した後のもの。
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