現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

ハートビート

2019-03-02 09:55:43 | 映画
 2016年公開のミュージックとダンスを融合した、新しいタイプのエンターテインメント映画です。
 ストーリー自体は、マンハッタンの地下鉄で演奏する訳あり(詳細は最後まで不明)のヴァイオリニストの男の子と、奨学金でマンハッタンの芸術大学で学ぶバレエダンサーの女の子が、運命的に出会って、仲間たち(ヒップホップ系のストリートダンスグループ)と、弦楽器と舞踏のコンクールで優勝するという、しごく他愛のない物です。
 しかし、優秀な若手のミュージシャンやダンサーが多数出演していて、随所(あまり必然性がないシーンもあります)で繰り広げられる、様々なタイプのミュージックとダンスは本物で、一見の価値があります。

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田中すみ子・作 夏目尚吾・絵「あづみのひみつ基地」

2019-03-02 09:05:14 | 作品論
 「登校拒否を考える絵本」と銘打たれた作品です。
 ここでは、登校拒否から一歩進んだ、「保健室登校」を取り扱っています。
 絵本は、普通の児童書と比べて、普段は本を読まない子にもとっつきやすいので、子どもたちのまわりにあるいろいろな問題について考えるきっかけを作るのも、その大事な役割になっています(さらに低学年向けには紙芝居が有効でしょう)。

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