老人の恋を描いたイギリスの映画です。
へたをすればいやらしくなったりウェットになったりしがちな題材ですが、題名通りにユーモラスにシャイな主人公の恋の行方を描いています。
日本でもこんなに高齢化が進んでいるのですから、こういった題材の映画や文学がもっと描かれてもいいのではないでしょうか?
特に映画では、平日などは老人の観客が多いのですから、興業的にもある程度の数字は見込めると思います。
また、このような作品は一種のメルヘンなので、児童文学と親和性が高く、児童文学作家がもっと描いていい題材だと思われます。
現に、この映画の原作は、「チャーリーとチョコレート工場」のロアルド・ダールです。
この作品では、ダスティン・ホフマンを初めとした老優たちが見事な演技を披露しています。
日本でも、かつてのスターたちが、こういった老人映画でまたいい演技を見せてくれると楽しいのですが。
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