現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

女の都

2021-05-11 10:27:26 | 映画

 1980年公開のイタリア・フランス合作映画です。

 フェデリコ・フェリーニ監督らしい、めくるめく官能的な映像が展開されます。

 お馴染みのマルチェロ・マストロヤンニ扮する中年男が、列車で知り合った官能的な女性に導かれるように途中下車して、女性優位の世界「女の都」に迷い込みます。

 フェミニストの集会、女性の暴走グループ、官能の館、別れた妻との再会、幼い頃からの女性に関する思い出の世界などをさ迷います。

 それを通して、男性優位の社会、セックス、フェミニズムなどのあらゆるものを風刺しています。

 フェリーニの他の映画にも出てきますが、彼は胸やお尻が豊満な女性が好みのようです(実生活の妻であるジュリエッタ・マシーナは痩せ型の小柄な女性なのですが)。

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 甘い生活 | トップ | 蜜蜂と遠雷 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事