駆け込み申告

青森県の「特待制度」問題は、「光星学院・青森山田」の甲子園常連校を含む７校が、憲章１３条違反申告をしていた。
高野連の脇村会長が、「特待制度は、野球留学に絡んでいる事ははっきりしている。そこを何とか除去していく事が必要」と話しているが、昨夏の甲子園決勝の両校エースは、ともに野球留学組と言う事は「周知の事実」だったし、プロ選手の大半？は、野球留学をしていた訳だから、当然「特待制度」を受けていた筈である。
９０年・０５年の２度、通達を出したというが、実態調査を１度もせずに、実情を放置プレイ？した「職務怠慢」を棚に上げ、『こんなにあるとは思わなかった。』と、のたまっているとは情けない。「見て見ぬふり」をしてきたのに、現在の当該部員だけを処分し、短期間に「特待制度」をなくそうとするのは、現状に対応した判断ではない。５月３１日までに当該部員から「解約同意書」を取り付けることによって、「憲章違反」は免責されるそうだ。しかし、それによって「高校野球」が続けられなくなる選手の”フォロー”は考えているのか？？
高体連に加盟せず、他のスポーツと一線を画してまで、何故「学生野球」を特別なスポーツにしなければならないのか？理解出来ないのは、私だけでしょうか？？