福島第一原発1号機は、震災翌日の朝(12日)には溶融した燃料が圧力容器の底に溜まっていたと、2か月も経った今日の記者会見で東電が発表。
菅総理が視察に行った時には、既に「メルトダウン」は起こっていた事になる。
そして昨日、2・3号機も「メルトダウン」している可能性が大きいと発表があったが、その3号機にホウ酸を注入する予定である事がわかった。
ホウ素の中性子捕獲能力を利用して、ウランの核分裂反応を制御する為のホウ酸注入なら、3号機の炉内が再臨界状態にあるという事か?
2日前、福島第一原発が制御不能になっているのではと思っていたが、まさか震災直後から制御不能に陥っていた事を政府が隠蔽していたとは・・・
いずれにしても、福島第一原発はもう手の施しようがない状態にあり、危惧していた放射性物質の放出は、大気中・地中・海中にと数十年間も続き、核爆発が起これば日本は壊滅してしまうだろう。
もう、避難のタイミングを逃してしまったようだ。
後は、天命を待つのみか?
しかし、日常は平穏過ぎて現実とは思えないから不思議である。