青森県むつ市に、中間貯蔵施設を建設中ではあるが、六ヶ所再処理工場も各原発の「使用済み核燃料プール」も満杯に近い状態で、このまま原発を再稼働させても、数年~6年ぐらいで使用済み核燃料の保管場所がなくなってしまい、停止せざるを得ない状況なのなのだ。
そして、核燃料サイクル政策が破綻したのに、未だに高レベル放射性廃棄物の保管場所すら決まっていない。
必ず、54基の原発も高速増殖炉「もんじゅ・常陽」も廃炉になるだろうが、一基(110万KW級)あたり1万トン前後の放射性廃棄物が出てくるのである。
日本中が、高レベル放射性廃棄物でいっぱいになってしまうのだ。
今でも、福島第一原発事故は「収束」どころか放射性物質をまき散らしている。
もし、何処かの原発で事故が起きたらと思うと「ゾッと」する。
原発なくても電気は足りているし、経済にさほどの影響はない。
サルでもわかる、脱原発を急ぐワケ