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岸田文雄首相は19日の自民党役員会で、参院選遊説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の葬儀について「内政・外交の大きな功績を勘案し、この秋に国葬を行うこととした」と改めて説明し、「国葬」形式での実施に向け、準備を進めていく考えを示した。一方、野党の一部からは反対や懸念の声が相次ぐなど国葬の是非を巡る議論が白熱している。
国葬について定めていた「国葬令」(1926年公布)は戦後、政教分離の観点から廃止。安倍氏の国葬は、国の儀式開催を扱う内閣設置法の規定を根拠とし、国費でまかなう。首相は役員会で「(安倍氏は)突然の蛮行により逝去し、国内外から幅広い哀悼、追悼の意が寄せられていることなどを勘案した」と述べた。
首相は14日の記者会見では安倍氏の国葬について、①憲政史上最長の約8年8カ月にわたり首相の重責を担った②東日本大震災からの復興や日本経済の再生、外交などの実績を残した③外国首脳を含む国際社会から高い評価を受けている④国内外から幅広い哀悼の意が寄せられている――と理由を列挙した。
自民党幹部は、多くの一般市民が安倍氏の葬儀や各地の献花台に足を運んだことを指摘し「国葬は当然の判断だ」と評価。公明党の山口那津男代表は19日の与党党首会談で「首相の決断を評価したい」と賛意を伝えた。外務省関係者からも「弔問を希望する外国要人が多く、受け入れ面でも国葬は適切」との声が上がる。
一方、立憲民主党の泉健太代表は19日の党執行役員会で、葬儀のあり方や経費について「政府の説明は、まだまだ不十分な点が多い」と述べ、与党に対し国会での閉会中審査を要求する考えを改めて示した。泉氏は2020年の中曽根康弘元首相の「内閣・自民党合同葬」に合わせて文部科学省が国立大などに弔意表明を求めたことを例に挙げ、「各方面に同調圧力のようなものを求めるのは、いかがなものかという声が多くある」と懸念を示した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は同日の記者会見で安倍氏の国葬に理解を示す一方、「反対する国民がいることも理解できる。政府は実施の意義や法的根拠を丁寧に説明することが必要だ」と述べた。日本維新の会の松井一郎代表は記者団に「国葬には反対しないが、ご遺族の負担にならないようにしてもらいたい。首相は、賛否両方の意見がある国民に説明する責任がある」と注文。国葬に反対の談話を発表した共産党の小池晃書記局長は記者会見で「安倍元首相を礼賛するような国葬の開催は反対だという立場を明確にしている」と強調した。
こうした声に対し、自民の茂木敏充幹事長は会見で「国民から『国葬はいかがなものか』との指摘があるとは、私は認識していない」と指摘。「野党の主張は聞かないとわからないが、国民の認識とはかなりずれているのではないか」と反論した。一方、安倍氏の実弟の岸信夫防衛相は国葬について会見で「親族として名誉なことだ」と語った。【花澤葵、古川宗】
【自民党改憲草案をみると、政教分離をなくしてカルト教団との共存が出来るようにするものである。】
上記の①〜④の理由について、私の思っていることを書きます。
安倍晋三は、約8年8カ月の間首相の座を利用して悪事のかぎりを尽くし、国際社会に嘘をついてまでオリンピックを招致する暴挙に出た。
東日本大震災からの復興は、未だに道半ばであり原発事故の収束の目処さえたっていない。
間違った経済政策で、先進国で唯一成長しない国にし国民の貧困化を推し進めた最悪の首相である。
外交の実績は、何一つ無い。
ただただ、60兆円ものカネをバラまいただけである。
哀悼の意が寄せられているのは、コアな自民党支持者と旧統一教会からが多いのではと思う。
私は、安倍晋三は誉められる人物ではないと思っています。
岸田政権は、憲法より閣議決定を優先させようとしている。
既に、緊急事態条項があるかのように・・・