教えその2 「礼儀を大切にする」
あいさつをすること、返事をすること、人の目を見て話をきくこと、お礼の言葉をのべること、上下関係をしっかりすることなど礼儀を身につけることを何よりも大切にしています。
学校にいる大人の人に対しては、自分が知らない人であってもあいさつをすること。
何かを言われたら大きな声で返事をすること。
自分がしていただいたことに対して、感謝の気持ちを表現すること。
人格形成を第一とすることは学校教育の一環としてのクラブ活動の特色ともいえます。
礼儀を身につけることは社会人として働きはじめてから必ず役に立ちます。
現役時代にはわからなくても、社会人として働きはじめたOBは皆、そのことを口にします。
実際にあいさつのさわやかさを評価されて、就職活動が円滑に進んだことはよく報告されます。
「あいさつもできない選手は、強くなれない」ということはよく言われました。
あいさつや返事は良好な人間関係を結ぶうえで最も大切なことです。
それもできなければ、周囲の人々から必要な協力を得ることもできません。
孔子は、愛の心である「仁」を形として表現したものが「礼」であると教えています。
礼はその人の心があらわされたものといえます。
生涯、忘れてはならない教えであり、これからもずっと伝え続けなければなりません。
竹村知洋