娘②宅の水漏れ事故から来月で1年。
自宅週2、我が家で週5を過ごす孫たちとの二重生活もだいぶ慣れてきた。
というか、ほんの些細なことでも反抗的だった孫たちが最近はちょっとだけおとなしくなった。
孫①は相変わらず自分の思い通りにならないすぐキレるし、起こしてもすぐに起きてこない、早くお風呂に入らない、早く寝ないは毎日なのでストレスだけど、1年前にはできなかったことができるようになってきた。
例えば、お風呂出るのが自分が最後だったら「バスタオルやバスマットをタオル掛けにかける」「お風呂の電源を消す」「換気扇を回す」「洗面所の髪の毛を取っておく」というような、本当に基本のキ。
今までは食事中に何かこぼしても立ち上がって拭こうともしなかった。
それがこの前、言われなくてもさっと立って拭いていた(雑巾じゃなくて濡らしたティッシュだったけど)。
中1ならそんなこと当たり前にすることなんだけど、少しずつだけど成長したな~って思っちゃった。
1年かけてやっとそんなだから、まだまだ先は長くて時間はかかるけど気長に見守っていこうっていう覚悟がやっとできた。
「自分は無だ」と言っていた孫②もいろんなところに連れ出して子どもらしさを取り戻しつつあるし、くだらなくて何でもない会話のやりとりで二人とも前より笑顔やおしゃべりも増えた気がする。
上記のような生活の基本的なこと、そんなこともできなかったのと思われそうだけど、できなかったというか、しようとしなかった。
多分今まで娘②に頭ごなしに言われてたからだと思う。
ほぼほぼ育児放棄じゃんと思わざるを得ないような所業が多い娘②が一番問題かも
普段から一緒に何かするとか優しく話すとか親の愛情を感じることができてたらここまでこじれることはなかったんじゃないかな。
いつもイライラして子どもとは会話も挨拶もなく、話すときは命令口調、仕事以外は寝るかゲームしてるか。
学校で友達とどうしたこうしたっていうたわいもない会話もないから、孫たちもママに学校の話もしないし学校で必要なものがあってもママは用意してくれないと思って私達ジジババに相談してくる始末。
娘②一家の相談にのってくれた大先輩には「娘さんは本当は自分でもこれじゃいけないとわかってる。でもいっぱいいっぱいなのよ。」と言われた。
似たような経験を経た大先輩のお嬢さんにも「娘②さんを気遣ってあげて」と助言された。
今更娘②を一から育て直すことは無理だし、経済的にも労力としても十分すぎるくらいのサポートはしているので、せめて育児放棄とか子どもたちがかわいそうと責めたりしないように気をつける。
週の大半は我が家で過ごす子どもたちと距離を置いたせいか、実際「最近は少し気持ちに余裕ができた」と。
そう思えるようになったなら二重生活も無駄ではなかったか。
早く孫たちに自宅に戻ってほしくて振り回される毎日にすごくストレスを感じてたけど、1年近く経てようやく肝が据わった。
6年くらい前に「このままじゃ大変なことになるから同居するしかないよ」と姉や妹から助言された時期があって、すごく迷ったけど母も存命だったから、母も娘②も孫たちも一緒じゃ自分が壊れちゃうと思って断固拒否したんだよね。
娘②は同居して楽になりたかったかもしれないし、実際楽になって子どもたちに優しくなれたかもしれないけど、ただでさえ確執のある母と夫との間で気を遣い、おそらく同居したら家事もせずにやりたい放題の娘②とそれをよく思わない母との板挟み、子どもたちが大声出したり飛び跳ねたりすることを嫌う母との応酬で、結局私が疲れ切り怒鳴り散らして子どもたちにも悪影響を与えかねないと思ったんだよね。
あの時同居してたら家族全員の関係が最悪になって修復不能になっていたかもしれない…と思うと、結果孫たちの軌道修正に時間がかかることになったけど、やっぱり今だったのかな、と思う。
母が存命中は私も子どもだったよ(笑)
そんなこんなで、ちょっとだけトー横キッズまっしぐらへの道から遠ざかった孫たちとこれからも何とかやっていこうと思うカフェオレです。