昨日は姉と妹と実の両親のお墓まりに行った
コロナ禍ということもあり、3人で出かけるのは久しぶり。
強烈な晴れ女パワーを持つ妹が雨女の姉を凌ぎ、未明までの大雨がウソのように晴れ渡った
台風が過ぎ去った影響だと思うけどね(笑)
私も娘①の結婚が決まった報告をするなどそれぞれ近況報告~。
自分の娘達の孫への子育ての様子などを話していると、姉が自分の幼少期の話をし出した。
私が養女に出ていたため姉と妹は6歳差ということもあり、褒められたこともなく何かと我慢を強いられたり親の愛情を感じることができなかった話をお墓の前でカミングアウト。
実母の晩年「ママも当時は生きることに一生懸命で、愛情がないわけではなかった」ということもわかったと。
お墓の掃除をしながら、「ママ~、お墓の前で悪口言ってゴメンね。今はママを恨んでないからね。」と叫んでいた(笑)
実のところ最近孫①が姉の幼少期と同じ状況で
シングルマザーの子育てが大変なのは理解してるけど、孫①ももう小4だからこのままじゃグレちゃうんじゃないかっていろいろ悩んでるんだよね。
娘②はそういう孫①の気持ちに気づいてないみたいだったから先日ちょっと話したんだけど、娘②に泣かれちゃって。
だけど娘②が泣いたのは「孫①が苦しんでることに気づけなくてゴメン」という涙じゃなくて、「自分は一生懸命やってるのに」という悔し涙。
決して責めてるわけじゃなくて孫①がどういう気持ちでいるか知っておいてほしいだけだったんだけど「これ以上何をすればいいの?」と逆ギレされてしまった。
言わない方がよかったのかな?
姉にその話をしたら、姉も大人になってから母に子どもの時の気持ちを話したら泣かれたって。
それも「そんな気持ちでいたなんて気づいてやれなくてゴメンね」の涙じゃなくて、やっぱり「愛情をかけてたし一生懸命やってきたのに」と言われた、と。
で、姉の結論。
「親は子どもの気持ちはわからない」
私は子どもの頃に親の愛情を疑ったことはなかったけど、母と同居後はご存知の通りなので同じことを母に言ったとしたら実母や娘②と同じ反応だったと思う。
長子の宿命なのかもしれないけど、この3人はパーソナリティや考え方が似てるのかも。
遺伝なのか
姉にそんな心の闇を抱えながらグレずに育ったのはなぜか聞いてみた。
姉は小学生から膠原病を患っていて20歳まで生きられないと言われていた(病気は完治してないけど、今は85歳まで生きたいと言っている 笑)から、どうせ死ぬなら好きなことをしようと思ったと。
でも普通好き勝手に生きようと思ったら不良仲間に入っちゃうとか、なるよね。
姉曰く、「神様」(キリストとか仏とか具体的な神様じゃなくて)を信じてて、この世には居場所がなかったけどせめてあの世では神様に「いい子だね。頑張ったね」と認められたかったから悪い行いはできなかったのかも、とも答えた。
「その答えはどっちも参考にならないな~」と笑いあったんだけどね。
そんなこんなで姉もうちの孫①と同じ経験をしていると知り、自分の中で抱えていたものが少し軽くなった。
そしてそんな姉からのアドバイス。
「子育ての責任は親だけど、ジジババは無責任に愛情を注ぐべし」