恐ろしや、今日で62歳を迎えたカフェオレ。
このヘタレブログも18年目に突入です。
養母の生き様や死後の手続きなどこの数年考えさせられることが多かった。
以前から自分の「終活」は気になっていたし、娘達に迷惑かけずに終われるようにしようと思っている。
葬儀関係も、私は無宗教だし葬儀や法事も面倒なのでなるべく省略したり簡素化できないかなと思案してたけど、実際には何にもしない訳にはいかないんじゃないかとも思ってた。
ところが先日、4年前に100歳で亡くなった女性が生前から行っていた終活についてお孫さんが寄せたtweetが話題になっているとネットのニュースで見た。
漫画家のきよきよさんという方のお祖母さまが子どもや孫達にあてた手紙には「葬式の心得」という十箇条が書かれていたとのこと。
その心得とは、
1.通夜も告別式もお別れ会程度にしておけ
2.参列は子と孫のみ
3.孫は仕事があればそちらを優先しろ
4.孫嫁、曾孫は来なくてよい
5.極力金をかけるな
6.告別式、火葬、納骨は同日中に済ませろ
7.香典はじめ生花、塙、盛り籠は一切貰うな
8.折角子や孫が集まったなら宴会しろ。その際は食事処『○○』でやれ。金なら払ってある
9.49日やその他の法事はしないでいい。坊主にはその旨伝えてある
10.遺されたものは楽しく生きろ!
以上
だそうだ。
天晴
この方は遺影も準備していたようだが、おそらく菩提寺があると思われるのに法事をしなくていいようにちゃんと話もつけてある。
私は無宗教だから法事は必要ないと思っているけど、娘達は仲がいい方じゃないから親が死んだら疎遠になるんじゃないかと思って数年に一度でも命日前後には連絡を取り合って会うようにしてほしいと思っていたけど、なんだかそんなことも故人のエゴのような気がしてきた。
姉妹が疎遠になったらそれは私達夫婦の育て方が悪かったわけで、しかたないじゃない。
それに葬式は簡素にするつもりだけど孫や友達にも来てほしいと心のどこかで思ってたことも思い上がりだったな。
いや~、私、まだまだ甘いな
とにかくさ、上記心得の10番にすべて集約されるね
故人は生前に後の人が困らないように準備しておけばいいだけで、後のことは後の人が決めればいいのよ。
故人は死んじゃってるんだからさ。
100歳に完敗で、乾杯だ
多分この女性は普段の生活もきっちり始末していた人なんだろうな。
見習いたいけど、とにかく怠けたい、ダラダラしたい、面倒くさいと思っちゃうカフェオレにはかなりの修行が必要なようだ。
そう考えると、意識不明になった後に家族が慌てないように準備だけはして、死ぬまで楽しくダラケながら過ごすのが私には合っているのかも。
とりあえず健康で無事に今日を迎えられたことに感謝